“ケッタイなおっちゃん”

9月8日(日)。

微力ながら今年も我ら八尾市民の最大のお祭り

「やお河内音頭まつり」にボランティア参加させていただきました(%ニコ女%)(%音符1%)

今年私たちに、まつりの実行委員会から与えられたミッションは、

会場内で出たゴミ(ペットボトル)をゴミ箱担当の方からいただき、

それを綺麗に水洗いして、パッカー車に運ぶというお役目です。

お昼頃まではゴミが集まらない状態でしたので、

まずは腹ごしらえっ☆ということで、

ボランティア仲間のおばさま・藤崎さんと一緒に

会場内を見学し、そこで見つけた広島の「汁なし坦々麺」(500円)を

マンキツ!結構美味しかったです(%笑う女%)(%王冠%)

にしましても、8日、朝方まで結構雨が降っていて、

まつりの開催が危ぶまれたのですが、

実行委員会のみなさま方(ボランティアの方々)は必死で考え、

必死で会場の久宝寺緑地のグランドを

せっせと土ならしなどされておられ、ほんと、頭が下がりました。

このような“陰”の方々がおられてこそ、

私たち市民は、このような祭りが楽しめるんだと思い、

感謝の念が深まります。

実行委員会のみなさま方は、

日頃、私が入ってます『八尾商工会議所青年部』の先輩方が

ごっそり入っておられ(私は多種多様のボランティアに既に参加している為、

もうこれ以上はムリです・・・とお断りさせて頂いております(ー人ー))、

「我ら八尾のために」と完全ボランティアで

篤く祭りの準備・運営とされておられます。

先輩方のような郷土愛を持った人たちが

増えれば増えるほど、この町の子どもたちが・・・

この町自体がすてきに活性化してゆくんやなと思っています(%ニコ女%)(%晴れ%)

更に藤崎さんと、会場内を歩いてますと、

七福神の「えべっさん」の格好(コスプレ)をした

ぽっちゃりされたおじさんが、

道ゆく人たちに何か配ってはりました。

もしも街中出会っていたならば、

半径5メートル以内には近寄りたくない・・・

“ケッタイなおっちゃん”です(笑)。

そのおっちゃんと一緒に歩いていた藤崎さんが

ナント☆顔見知りらしく、お二人が会話し始めましたぁ〜(%ショック女%)(%星%)

藤崎さんは市役所関連の公共的な施設で働いておられますので、

「ああ、こんな“ケッタイなおっちゃん”でも、八尾27万人の市民やから、

イヤイヤでもお付き合いせなアカンねんなぁ〜・・・合掌(%ショック女%)(%涙%)」って

感じたのですが(笑)、

お二方の会話を拝聴しておりますと、

だんだんとその“ケッタイなおっちゃん”が

“オモロくて、エエおっちゃん”だということが判明してきました(%笑う女%)(%晴れ%)

そのおっちゃんが道行く人たちに配っていたのは

「こんぺいとう」(右写真)です。

そのおばさん曰く、

「あのおっちゃんは、こんなイベントとかで必ず、

あんな格好をして、道行く人たちに“福”(今回はこんぺいとう)を

配ってはるねんで〜(%ニコ女%)ホンマ、オモロイおっちゃんやねんで〜!」と

教えて頂き、そして

「よしこちゃんも“こんぺいとう”、貰い〜」と言って、

おっちゃんから、こんぺいとうを頂きました。

その時のおっちゃんの満面の笑みが

なんとも言えなくて、ステキで、後光が差していました。

その後、私もそのおっちゃんとお話しさせて頂きましたが、

よくよく見ますと、見るからに「えべっさん」という感じで、

めっちゃ顔層のステキなおっちゃんでした(%笑う女%)(%王冠%)

一見、ヘン(人と違う・・・目立つ格好)をされてはっても、

こんなにステキなおっちゃんがおられるんやな〜って

改めて感動しました☆

ここで、ふっと考えてみました。

このような方々って、大阪以外の地域で

生息出来るんかな?って思いました。

“ケッタイなおっちゃん(人)”

が通用する・・・受け入れられるのは、

大阪(大阪魂を持った人のコミュニティの中)だけなのではないか?

そんなことを感じました。

もしも東京で、このおっちゃんが同じことをしても、

東京の人たちは、口には出さないにしても、

「ばっかじゃないの〜」とか、「あやしい〜」と怪訝な顔をして

こっそりまた露骨に去っていくのではないでしょうか?

そんな意味では、大阪って、

“ケッタイなおっちゃん(人)”=“オモロイおっちゃん(人)”ということで、

一つの生息可能なジャンル&場所が一部に確立されていて、

未来永劫、継承されていくのではないでしょうか。

大阪人は、他地域の日本人と違い、

「オモロイ人」 (ある種:変人)

の社会的地位が高い傾向にあろうかと思います(笑)。

だから、吉本とか生まれたり、笑いの文化がどこの地域よりも

発展&洗練&繁栄していくんだと思います。

その根本にあるのは、長年培って来た、商売人としての魂(価値観)。

どんな価値観を持った人でも受け入れる・・・

『笑い』が人と人の心を繋ぎ、違う価値観をも超える(超剋していく)ということを

体験立証してきた“民族”だと思うんですよね。

ほんと、見るからに“ケッタイなおっちゃん”で、

よくよく考えて見れば、

小さい頃から、この八尾・大阪で

“ケッタイなおっちゃん”に慣れ親しんで来た私だけに、

改めて、“ケッタイなおっちゃん”の良さを感じ、

そしてこの大阪・大阪人の懐の深さに、感動した次第です〜(%ニコ女%)(%王冠%)

ほんと、お祭りって、いろんな人たちが、いろんな想いを持って、

一堂に集まってくるので、見ていて本当に楽しいです(%笑う女%)(%ハート%)