絵本展が終わって全員がホッとした例会で
次の作品の原案発表がありました
こういう風にしたい、作りたいという構想を
しっかりと聞いたうえで、ここをこう工夫したらなど
次から次へと意見が出ました
三人寄れば文殊の知恵ということわざがあるように
みんながイメージしてたたき台をやさしくたたきます
時にはやさしくないたたき方もありますが…
いろんな意見をまとめて、趣旨目的にあった本作りが
始まります
次はどんな素材を使うかです
全体をフェルトでするのか、綿地などの布を使うのか
これは原作者自身が考えている布地を購入してきます
だから原作者は布地を含め、アップリケする素材など
最終仕上がったものを考えておく必要もあります
でないと、他の会員がページ分担をしても素材が
わからないと作りようがないからです
こういう構想は自分一人で考えている時は
結構楽しいのですが、いざ、本作りとして
発表する時は、しっかりとイメージしておかないと
中途半端な考え方では進みません
何でもエエわではいい絵本は作れませんし
でき上がった時は最初と全然違ったものに
なるかもしれませんしね
次回には実際に紙で絵本の下地的なものを
作り、改良・工夫を考えます
この作品は来年2月にある子どもの館の
コンクールに出品予定の絵本です
きっと子どもがページをめくってくれる
楽しい絵本になることでしょう