今日はナイターは体育館で行いました(%笑う男%)(%音符2%)

2,3年生は中学校、1年生は南小学校で行いました(%笑う男%) 広さが制限されるのですが下手に遠慮をするとかえってケガをするというのは経験上あったので、敢えてその中で手抜きのない全力プレーをやる事を選択しました(%ニヤ男%)(%音符2%) 車の事故でも、危ないと思われる狭い道やカーブの多い所よりも心が安心してしまう広い道のほうが事故が多いというデータもあるように、人間は心の余裕が『越えて慢心になる』事が一番危険だという事なので、余裕のあるメニューをやっていくよりも限られた中での全力でやるほうが結果的にも良いと思っています(%笑う男%)(%音符2%)

今日も凌くんは見学でしたが、体も心も大きく変化してくるこの時期はいろんな面で『あちこちにバランスの乱れ』が出てくるものです・・・。最後に話をしたようにコーチもそんな時期を経験してきたからこそ『みんなには良くなってほしい』と願うものの、経験していないみんなはそれが分からないからこそ一旦はバランスを崩すものだと思います。今までは『それをさせない為に』と転ばぬ先の杖という形で教えてきましたが、今は真逆で『失敗も経験させた上で考えてもらう』事の価値を分かってきました。

失敗を何もせずに平坦な道をひたすら歩くのは幸せでしょうか???

ひたすら落ちるよりはマシ・・・なんて考え方をする人もいるかも知れませんが、人生においてひたすら落ちるだけ、はありえません。世の中はしっかりと善悪のバランスが取れているもので嫌な事があれば良い事があるし、もっと言えば『良い事も悪い事も全部自分が決めているだけ』なのです(%笑う男%) だから平坦な道をひたすら歩く、というのは言い換えれば『何も考えていない人』だという事です(%笑う男%)

だから目の前の1年生には本当に心豊かで自分で物事を判断する人間になってほしいから、この二学期は『責任』をキーワードにしています(%ニヤ男%) とる、預ける、押し付ける、貫く、など責任の言葉の後にはそういった言葉が思い浮かぶでしょうか?でも、そのどれかを選ぶとかではなく『どこまでを自分の責任と思うのか自分で判断する』という事をしたいのです。コーチが、大人が決めるのではなく自分で決める。同じ勝負でも負けて悔しいと思う選手と、そうは思わない選手がいるし、それを周りの大人が『悔しく思いなさい!』と言うのではなく、『自分はその場面でどこまで責任を果たせたと言えますか?』といった形で、本人が決めるようにさせていこうと思います。

理想は誰にだってあります。

責任感があって、自主的で、周りに気を配れて・・・・なんて大人は『勝手になってほしい子供像を描いてしまう』のです(%ニヤ男%) でも、子供の人生は子供が選ぶ訳で大人のなってほしい大人を目指している訳ではありません。だからこそ、大人に出来る事は『こんなにたくさんの選択肢があるんだよ!』という事を子供に提示してあげる事です(%笑う男%) それを自由に選ばせてあげられる『器の大きい大人』になる事が自分の目指す形でもあり、本来あるべき大人の姿だと思うのです。

今は情報が溢れかえっている中なのに、選ぶ範囲はものすごく限られている社会のような気がします(%ショボ男%)(%涙%) 人が決めた価値観に振り回され、自分自身を見失い、自分を殺してまでその集団の中に存在する事が本当に良い事なのでしょうか?少なくとも自分はそうは思わないし、自分で選んでそこにいる人はっそれが正解だと思います。

価値観を周りに決められるのではなく、自分で決める・・・・その『責任』を一緒に考えていきたいと思う(%笑う男%)

今日はそんな中で、リフティングの遊びを通して『考える(良くする為に)』=戦術的な事も考えてもらいました(%ニヤ男%) 戦術って何でしょうか???言葉だけで何となくのイメージしかない子のほうが多いと思うのですが、言葉通りに『戦う術』ですがサッカーは将棋の駒のように『決められた動き』をする訳ではないし、誰がどう動いても良いのです。でも、全員が『自分勝手』に動いてしまうと混乱するだけであり、集団としてバラバラになってしまうのを統一させる為に一つ戦術というものは必要です。後は、個々が持っている能力を最大限に生かす為の方法に戦術は大切です。そういう利点を選手各自が理解してこそ戦術とは効果を発揮します(%笑う男%)

4−4−2システムの2の右。なんて図面に当てはめられただけが戦術にはならないのです。戦術とは個の責任があってこそ出来る事だと思うし、だからこそ今この時期に個の責任にこだわりたい。個の集まりが集団を動かす力になるという事をメニューを通してみんなに体感してもらいたいし、その為にも狙いのあるメニュー、繋がりのあるメニューにしていかなければならないし、それはコーチとしても『責任』だから一緒にがんばるとはそういう意味です(%笑う男%)

この時期になって、みんなの『話を聞く姿勢』が非常に心がこもってきました(%ニヤ男%) 4月のスタートから、コーチは一切『きちんと良い姿勢で話を聞きましょう!』なんて言った事はありません。でも、みんながそれを出来るようになっているのは、やっぱり『この場に来ている責任を果たしている』事が行動で示されている証拠だと思うのです。

毎回、毎回『聞く姿勢は???それで良いの???』なんて事を子供に口すっぱく言ってる指導者やチームを見かける事もありますが、どうすればそれが出来るのか?を本当に考える事が本来大切なのです(%笑う男%) 毎回言って毎回出来ないのは結局の所、伝え方が悪いという事なのですから、指導者にも指導者の責任があり、その事を真摯に受け止めながら改善したり、努力したり、勉強したり、とやっぱり大人も日々学ぶべきなのです(%笑う男%) 完璧な人間はこの世にいないし、それを認めた人間だけが努力を始める訳です(%ニヤ男%) そうして努力を始めた人間は今まで見えなかったものが当然見えてくるし、それによって成長させられるのです(%笑う男%)(%音符2%) 子供にだけがんばれ!!はちょっと都合が良すぎるし、大人にも大人のがんばり方があります。

そして、1年生にも話したように『一番大事なのは、がんばり所を見極める事』だと思うので常に全力で、という不可能な事をするのではなく『がんばり所でがんばれる自分』を目指しましょう!!(%笑う男%)