①期 日 2013年9月14日(土)
②場 所 松尾湿原
③参加者(敬称略) 
 ・会 員 小川、山本、西川、川本、森川(久)、豊買、国田、伊藤、能勢
 ・講 師 福井先生
 ・宝塚市環境リーダー養成講座受講生( 7人)
 ・宝塚市役所 森、久根、藤田、島田
 ・市民会議構成団体からの聴講生 高崎(環学会)、沼波(温暖化防止活動員)

 二三日前からまた真夏日となり、強い日差しの中バスに乗りましたが西谷が近づくと稲穂が金色に一面に輝き、栗の木が緑の大きな実をつけて収穫の秋となっていました。
 湿原への山道には彼岸花も咲き始めていました。
松尾湿原はこの猛暑と豪雨の夏のせいか私が今まで見た中で一番緑に覆い尽くされていました。
 福井先生の提案で湿原を植物群として捉えて植生地図を作る事になり、湿原の上の方から全員で観察して主に生えている種類によって地図に線引きをして行きました。
最初は背の高さよりも高いヌマガヤなどに埋もれながら最後は湧水が流れ初めてシロイヌノヒゲが生えたばかりのところにうずくまるようにして五つの群れに分ける事が出来ました。
写真右上 湿原の植生群落図の作成のた調査実施

写真右 植生群の調査後、記録したデータの整理

午後からはいつもの植生調査をする事になりましたが、まずは似た名前のヒゲ達を区別出来るようになるのが今日の目標と言われて、イトイヌノヒゲ、シロイヌノヒゲ、コイヌノハナヒゲをしました。
 その他にもサワギキョウ、サワヒヨドリ、キセルアザミ、ミズギボウシ、ホザキノミミカキグサ、ヒメシロネなどが咲いていました。

 14時には環境リーダー養成講座の人達が来られて小川代表の挨拶の後福井先生が松尾湿原の成り立ちから説明されました。
 その後湿原の観察会となりましたがちょうど沢山の花が咲いている時で本当によかったです。
写真右 松尾湿原の観察広場で講座受講生の学習風景

写真右 受講生へ福井講師による植生調査の説明と湿原植物等のの観察

ヤマラッキョウの蕾もあったしセンブリも伸びてきていました。
コケオトギリは咲いているのも終わって紅葉しているのも見られました。
写真右 講座受講生、市役所関係者関係者、エコネット会員の集合写真

 湿原に魅了されて養成講座の人が一人でもいいからTEN に入ってくださるといいなと思ってしまいました。
 ただし、今後の課題はこんなに上の方が伸びてしまわないように8月半ばまでに草刈りする事だそうです。
 久しぶりに参加させていただき楽しい1日でした。
暑い中福井先生をはじめ皆さんありがとうございました。
(%くもり%)(%ニコ女%)(記;能勢)

 追記;「宝塚エコネット」の活動に興味ある方は、いつでもご自由に参加して下さい。行事予定と連絡先はホームページの「行事予定」「問い合わせ」を見てください。