今日は加美スクールの日でした(%笑う男%)(%音符2%)
二学期に入ると、運動会があり、秋祭りがあり、小学生は『北播陸上記録会』まである忙しい時期なので、その練習もあったりして休むメンバーも目立ちましたが、それでも集まった19名でスクールをやりました(%笑う男%) 今日もスクール前には自由な試合が始まったのですが、参加はしない自分でしたが外からみんなの様子を観察している中で『ある事』に気付きました(%ニヤ男%)
それは『誰かがルールを決めてしまう』という事です(%ニヤ男%)(%涙%) 学年が上だから?そういう人間関係、縦の繋がりも近年減っているので大事なのですが、同じ目的でやっているサッカーの中でそれは必要でしょうか?って事です。何も言わずに眺めていると、『俺の言う通りにしろ!』といった感じの雰囲気が強く一緒にやっている3年生にするとどうしても遠慮がちになってしまうという雰囲気がありました・・・。結局、この経験をした3年生はほとんどの確率で自分達が上の学年になると下に対して同じ事をしてしまうものです・・・。あまり良いとは言えないその雰囲気があったのもあり、今日はメニューの中に『ルール』というものをしっかりと入れてみました(%ニヤ男%)
まずはステップからのスタートをしましたが、やる前にはきちんとルールと『どうすればもっと良くなるだろうか?』というポイントを確認してやります。ですが、流れが出来てくると最初のポイントをついつい忘れてしまう子も出るし、自分はステップの時間は常に問い続けます(%笑う男%) 『それが自分の思う良い姿勢かな?』『もう良くする方法はないかな?』などと。すると、明らかに個々の意識は高まりながら変化をしていくし、動作にそれが出てくるのを見ても柔らかいこの年代の頭っていいな〜〜って思います(%笑う男%)(%音符2%)
ステップの次はレベル9キャッチ(基本はレベル6)をやりました(%笑う男%) やっている中での集合の仕方、水分の摂り方など先週話していたのをよく覚えている子が多く、お互いに注意したりして積極的に行動を速くしてくれているのが分かったし、覚えてくれているのはうれしい事でした(%ニヤ男%)(%王冠%)
レベル6キャッチのほうは最大が27回になりますが、今日は6年生の佐野 太一くんが26回、寺尾 祐輝くんが25回と惜しい所までいきました(%笑う男%)(%音符2%) まず目標にしているレベル6(18回)は6年生の平尾 拓人くん、5年生の藤賀 翔大くん、寺尾 佳吾くん、4年生の山口 賢士朗くんがクリアしてくれました(%笑う男%)(%音符2%)
次はリフティングをしました(%笑う男%)
この時も最初はフリーで自分へのチャレンジをしてもらってからの測定となりましたが、6年生の廣畑 颯希くんが70回→72回に、5年生の金高 晴哉くんが221回→251回に、同じく池田 隆彦くんが63回→67回に、同じく松本 慶太くんが273回→331回にと多くの更新がありました(%笑う男%)(%音符2%)(%音符1%)(%星%)
その次は先週と同じく『競争』をしてもらったのですが、今日はマーカーを置いてドリブル競争をする形を最初にコーチが『見本』を見せました(%ニヤ男%) この時にコーチがやるのは、『良い手本』ではなく『こんな形です』という説明だけでどうやっても良いのですが、どうしても小学生の多くは『見た形をマネする』訳です(%痛い男%) 悪い事ではないし、良いプレーはマネをどんどんするべきですが、今日のやり方はわざとマネをする事を分かっていたので『曖昧な手本』をしたのです(%ニヤ男%)
すると、思った通りに起きた『トラブル』でした(%ニヤ男%)
勝負をする上で大切なのは、『平等なルール』ではないでしょうか?一番肝心なそこをやらなかったみんなは当然のように起きたトラブルを『ん???』と違和感がありながらもそのままで『負けてしまった〜・・・』と終わっていました(%ニヤ男%)(%涙%) ですが、片方のルールだけでやってしまえばそちらが有利なのは当たり前で、ルールとは両方が楽しめる為に必要な事であるという事を今日はみんなと考えました(%笑う男%)
だからコーチはいつも何かをやる前にルールだけは徹底しておさらいしているんだよ、という事を言うとみんなも納得してくれたようです(%笑う男%) ルールとはみんなが楽しむ為に必要な事であり、『守る事が目的』ではありません。何度も例を出している『靴を揃える』というのが一番分かりやすい例ですが、加美スクールメンバーは実は『靴を並べなさい』というルールを守る事が目的になってしまい、『どうしてそうするのが良いのか?』を理解せずにやっていたのです。その事をスクールの中で一つ一つ考えてやっていると、集合にしても速くなり、水分補給もうまくなり、準備、片づけも本当に上手になったのです(%笑う男%)(%音符2%)(%音符1%)
最後は3対3をしましたが、共通のルールがあると試合をしても勝敗を受け入れられるものです(%笑う男%)
こうしたものも含めた『責任』を子供が自分で持てると本当に良い社会が出来上がると自分は痛感しているのです。大人が決めた価値観でその思う通りに動くという事は実は子供にとって有益なものはありません。大人のやりたいようにさせる、ではなく『子供がやりたい事をやりたいようにさせる』のが基本です(%笑う男%) その中で経験した失敗や成功を自分で体験していく事で初めて『考える』のです(%笑う男%) 最初から『考えろ!』と言っても分かりません。考えられる土台からしっかりと与えていく事をやって、選手が自分で判断をする喜びに触れ合う状況をこれからも作っていけるようにしたいです(%笑う男%)(%音符2%)
学校でも、家でも、みんなの周りにはたくさんのルールがあると思いますが、『守る為のルール』ではなく『それがあるからこそ自分が楽しく生活出来る』と考えられるようにしましょうね(%笑う男%)(%音符2%)