高校生の作品は、貫禄があるというか、自由というか・・・。様々なアート作品をたくさん見て、活用できる力があるんでしょうね。大人のアーティストの作品でもなく、素人でもない。そんな身近感がありながら、れっきとしたアートであるという感じが中学生にとって、刺激的かもしれません。
高校生によるブラックライトの作品。実は、洗剤や、コピー用紙という身近なものを使っているところが面白いです。
身近にこんなに蛍光剤があるんだなあと驚きます。
南校舎を自由自在に使った作品。インスタレーションを思い切りやっていました。
いろいろな角度から鑑賞することができ、見る高さによって印象が全く違いました。こういう発想は、逆に大人のアーティストにはない気もします。毎年驚かせてもらっています。
一人でアーティストとして参加したとがび卒業生女子。中庭21世紀美術館という陶芸小屋をホワイトキューブにした場所で、一人だけで壁に描きました。
人間の一生をなんていうか、あっという間に感じさせてくれるような、時間の経過は本当に短いぞというメッセージのような・・・、ユニークな作品でした。
今回のとがびでの功労者たち。戸上中生時代にバンタンデザイン研究所とファッションショーをコラボした現在高校3年生たちが、とがび愛でいっぱいな展示を行ってくれました。会場には、多くのOBOGたちの懐かしい作品。私・中平は、第一回とがびの暖簾を出品しました。
今まで10年間とがびを続けてきましたが、このように大人になった中学生が自主的にそして自然発生的に自己企画で集ってくれるなんて夢のようです。最高の気分でした。
彼ら彼女らに「中学生時代はどうだった?」と尋ねたら、
「やばかったっすね・・・。」と一言。