日 時 平成25年10月22日(火)
場 所 宝塚駅周辺
主 催 いきいき学舎
故郷を再発見しようと宝塚駅周辺を散策いたしました。
まず、阪急デパートの玄関に貼り付けられている二枚貝の化石
の入った大理石を見学し、続いて駅前のモニュメント「明日へのコ
ンセプト」等を横に見て、新温泉街へ渡る宝来橋を渡りました。
この宝来橋のたもとには、小林一三に招待されて歌劇を鑑賞し
終演後に橋(当時は板の橋でした。)を渡った時に与謝野晶子が詠んだと言われている歌の歌碑がありました。
その内容を紹介しますと、「宝塚にてよめる 武庫川の 板の橋をば ぬらすなり かじかの声も 月の光も」でした。(原文は万葉仮名です。)
その後 明治時代に宝塚温泉開業の基をつくった分銅屋(小佐冶豊三郎)跡(現噴水公園)や塩尾寺への道標等も確認いたしました。
この塩尾寺はその昔に聖徳太子が四天王寺の正門に立って西方の山を見ていたところ、紫雲がたなびき観音様がご降臨されたので、そこに寺を建て潮泉山塩尾寺と名付けた由です。
最後に花の道を訪れ、歌劇場を遠望しながら、古き良き時代にしばし思いをはせました。
(写真は、宝来橋のたもとにある与謝野晶子の歌碑です。)