やりましたーーー!!美術部1年生20数名による共同制作「幸せの龍プロジェクト(仮名)」が今日、完了し、6匹の色とりどりの龍を500番校舎の階段に展示しました。
制作にちょっと時間がかかってしまいましたが、こうやって壁に貼ってみると、自分たちががんばってきたことの意味を感じることができます。
ウロコをグラデーションで塗るスキルを習得するためという目的と、今まで1年生全体で何か一つを制作することがなかったので、親睦を深める目的、などやっぱり完成してみると、達成感があると思います。
いやああ、それにしても作品すごいですね。
製作中、大事にしたかったことは、自分の分担をやるのは当たり前、自分以外のところをいかに協力できるか。協力するってことは、アドバイスをしたり、一緒に色を塗ったりという、数年後3年生になったとき、ステージバック制作を想定して今からシュミレーションをしたのです。
大型の作品であればあるほど、カラダと頭を使わなければならず、机の上だけで小さくまとめる個人製作とは、状況が全く違うのです。
そういう状況になって初めて、学びが生まれるのです。
廊下に展示するという活動ひとつとっても、一人ではできません。まして、何か問題があるのか課題は何かを常に考えて判断しないと、誰も助けてくれませんし、必要な道具は自ら自分のもとへ来てくれることもありません。
判断力とコミュニケーションから、協力する心が育ちます。
今回のプロジェクトは、そういった意味でとても有効でした。
一番最上階4階の龍。
4階から3階への踊り場の龍。