世界人口白書2013によると、18歳未満で出産する少女は世界で1600万人に上り、320万人の少女が安全でない中絶を受けていると推計される。
こうした少女の90%が開発途上国に住んでいるとされるが、日本を含めて、望まない妊娠、危険な人工妊娠中絶や性感染症への対策、どうしたら少女たちが自分で妊娠、出産を選択できるようになるか。
少女が妊娠すると、その生活は現在も将来も劇的に変わります。
しかもその変化がよい方向に向かうことは滅多にありません。
学校教育はその時点で終わってしまうかもしれず、仕事の見通しはなくなり、貧しさは一段と増し、社会からは排除され、家族への従属度合いが増えていくかもしれません。
◆世界人口白書2013 母親になる少女
http://www.unfpa.or.jp/cmsdesigner/data/entry/publications/publications.00036.00000007.pdf
◆国連人口基金東京事務所HP
http://www.unfpa.or.jp/