伝統の牧戸の放牧方式は国営も含む大規模集約経営に敗退中

以下、神戸大学農学部博士課程を中途退学して実家で牧民となったホルチン砂漠・ドンホラの楊報告です。牛300頭の大規模肥育牧場を訪れた(図;米型、畜舎で、放牧せず)。700頭を目指している。牧草地が劣化し、放牧小規模牧戸から半農半牧牧戸へ移り、これも畜産を放棄しつつある、内蒙政府は牛1000万頭(乳と肉用が半々)、羊500万頭計画を掲げ、大規模経営をサポートしている(日本と同じ)。
 楊君は実家と共同で、30頭規模から100頭の牧戸経営をめざし、牧農林の複合経営で増える肉需要以上に増えそうな大経営からの競争にも打ち勝とうとしています。