16日(土)、豊中市保健予防課と当法人のコラボイベント「食育スタディー」が緑と食品のリサイクルプラザに併設した「とよっぴー農園」で開催されました。
当日は、市職員・当法人のスタッフ・千里金蘭大学の学生ボランティア参加の大人59人、子どもが35人が集まり、野菜の収穫や市職員の方が調理した豚汁、当法人のスタッフの手作り漬物やサツマイモのツルの佃煮を試食の行事を行いました。
朝から、続々と親子連れが参加。堆肥化施設の見学の後、各班に分かれて順番に野菜の収穫作業を行いました。収穫予定の作物は、チンゲン菜、カブ、チンゲン菜、ジャガイモに加え、一番人気のサツマイモの収穫に挑戦しました。
普通、野菜の収穫体験は非日常の世界です。畑で育った野菜を自分で収穫することが初体験の子どもがほとんど、採れた野菜を袋に入れるときなど、どの子もニッコリほほ笑んで満足な様子で、
半日笑顔が弾けていました。
今年は不作で心配したサツマイモも、中には立派で驚くものもあり、お父さんがサツマイモのツル切りに挑む様子も伺え、親子のコミュニケーションが広がっていました。
大学生のボランティアも日頃と別世界、野菜が植わっている現場を見ることも珍しく、興味を抱きつつ、参加の子ども達と接しており、ほのぼのとした光景がかいま見えました。
帰り際には、あるお母さんがスタッフに、「これからの季節に育てられる野菜は何ですか」との質問もあったそうです。詳しく聞くと、「子どもが野菜作りに感動した」そうです。
気候も応援してくれた「食育スタディー」でした。