日 時 平成25年11月18日(月)
場 所 園田学園女子大学
主 催 シニア専修コース
東南アジア諸国の信仰宗教についてご教示いただきました。
東南アジアの各国の主な宗教は・・・・
・仏 教 → タイ、ラオス、ミヤンマー
・イスラム → マレーシア、ブルネイ、インドネシア
・キリスト → 東ティモール、フィリピン
・三教(儒教、道教、仏教) → ベトナム、シンガポール となっているそうです。
社会主義の国ではかつて”宗教はアヘンである”とされていましたが、今では発言等も含めかなり自由になりつつあるようで、ロシアのペレストロイカの影響もあってか政治は社会主義だが、経済等は自由市場の流れによるようになってきたことも大きいのではないでしょうか。
例としてベトナムの場合は宗教と信仰を明確に分けているそうで、宗教とは公定の6宗教(仏教、カトリック、プロテスタント、イスラム、カオダイ、ホアハオ)を言い、他は民間信仰とされている由。
前述はあくまでも国の見解で、国民レベルでは宗教と信仰は融合され、交流もあるようです。
少し意味は異なるかもしれませんが、日本の神仏混淆にも似た現象のようにも見受けられるのですがどうでしょうか。
<写真はカオダイ教の寺院で、一時軍隊を持っていたほど勢力があったのだとか。>