戦国の智謀の軍師

日 時 平成25年11月20日(水)
場 所 宝塚男女共同参画センター
主 催 みれん歴史歩こう会
 来年のNHK大河ドラマ・黒田官兵衛とその妻・光(てる)姫に
ついてお話しを伺いました。
 黒田官兵衛は元々播州の小寺氏に仕えていましたが、この
地域は小寺氏の他,赤松氏や別所氏らが治めていました。
 しかし西からは毛利氏が、東からは織田氏が侵攻してきて
官兵衛は持前の先見性により、主君小寺氏に織田氏へ味方することを進言いたします。
 小寺氏はやがて織田氏に敵対して亡びますが、官兵衛は信長→秀吉の軍師となり、鳥取城の兵糧攻めや備中高松城の水攻め、そして本能寺の変勃発による中国大返し等々を進言し、ついに秀吉を天下人に押し上げました。
 他方 妻の光姫は櫛橋氏(小寺氏の縁戚)の次女で、留守がちな夫によく仕え、家臣の面倒もよく見た気丈夫な人であったようです。
 関ケ原の役では、黒田家の大阪屋敷に居て石田三成の人質にされそうになるも、母里太兵衛(黒田節のモデルで、福島正則から日本号という槍を飲み取った人)らの助力もあって、脱出に成功して領国の中津(大分県)に無事帰還しています。
 大河ドラマでは、官兵衛を岡田准一が、光姫を中谷美紀が演じるとのことです。