巡礼街道を歩く

日 時 平成25年11月26日(火)
場 所 山本〜中山
主 催 いきいき学舎
 那智の青岸渡寺を一番札所とし、岐阜の華厳寺にいたる三十三
観音霊場を巡る道筋のうち、24番札所・中山寺を目指しました。
 まず秀吉から「木接大夫」の称号を賜った坂上善大夫の碑から
スタートし、坂上田村麻呂を祀る松尾神社、「眠り観音」と呼ばれる
泉流寺、そして菅原道真を祭神とする天満神社などを経て、紫雲山
中山寺に着きました。

中山寺は5つの塔頭をもった大寺院で、聖徳太子が仲哀天皇
(第14代)先后・大仲媛とその皇子・忍熊王の霊を祀るために
創建したという伝承が残っていますが、それを裏付ける遺構等
は明確になっていません。
 本堂には十一面観音が三体(合計三十三体)あり、この三体
を拝むと西国三十三箇所を巡ったのと同じ功徳があると伝えら
れています。
宝物館には重要文化財の聖徳太子座像等が安置されています。