青少年ネット被害防止対策事業(ネットパトロール)/千葉県

現在、中学生、高校生などの青少年が、携帯電話やパソコンを使ってインターネットを利用する際に、様々なトラブルに巻き込まれるケースが増加しています。
中でも、プロフィールサイトやブログ、ネット掲示板は、ネットいじめ、非行、犯罪被害などの温床ともなり、青少年が被害者にも加害者にもなり得る状況を生み出しています。
そこで、県では、平成23年度から、青少年ネット被害防止対策事業(ネットパトロール)を実施し、青少年の利用頻度が高いサイトを監視することで、その防止に努めています。

1対象
県立、市町村立のすべての中学校、高校、特別支援学校の生徒

2監視サイト・内容
青少年の書込頻度の高いプロフィールサイト、ブログ、ネット掲示板などに対して、以下の内容などについて監視
1.自分自身の個人情報の公開
2.他人の個人情報の公開
3.個人を特定した誹謗・中傷
4.飲酒・喫煙等の問題行動
5.わいせつ表現(写真等)

3実施方法
職員2名を配置、パソコンと携帯電話を使用して実施。
問題のある書込については、報告書を作成し、教育委員会等に連絡し、削除を含めて生徒への指導を依頼するとともに、サイト管理者に削除依頼をするなどの対応をとる。
県、市町村の教育委員会からの依頼があれば優先して対応する。
毎月、ネットパトロールの結果と情報を教育委員会等に通知し、教員の研修や生徒への指導に役立てるなど、インターネットの安心利用について啓発を図る。

◆青少年ネット被害防止対策事業(ネットパトロール)/千葉県HP
http://www.pref.chiba.lg.jp/kenmin/kenzenikusei/netpatrol.html

◆平成25年度(4月~9月)ネットパトロール集計表(PDF:87KB)
http://www.pref.chiba.lg.jp/kenmin/press/2013/documents/h2549.pdf

◆安心ネットづくり促進協議会
http://www.good-net.jp/

◆ケータイスキルチェック
http://mobami.good-net.jp/

◆インターネット、携帯電話の安全で安心な使い方/千葉県
http://www.pref.chiba.lg.jp/kenmin/kenzenikusei/internet.html
ともすれば子どもの方が利用について詳しくなり、子どもが、どのような使い方をしているのかわからなくなることもあります。保護者としてネット社会の現状について学び、自覚的にリテラシーを高め、子どもを適切に指導できるよう努力することが必要です。