さくらびレポート199:主題は自分の中に@もやもやスケッチ→思いつきスケッチ→アイデアスケッチ

自分の感情や気持ち。見えないけど確実に存在する。

そのみえないものに色と形を与え、見えるようにする行為。それが「表現」ということ。

でもいきなりアイデアなんて浮かばない。うかばないからこそおもしろい。なぜなら、自分自身の気持ちつまり「もやもや」した何かと向き合う時間ができるから。

写真は、ある生徒の「モヤモヤスケッチ」。

絵じゃなくてもいいし、言葉でオッケー。もやもやしていることを自覚し、何か無意識に出てくるものを肯定しよう。

写真は、ある生徒の「思いつきスケッチ」。

大事なことは、常に気持ちの「色は何かな」「形はどんな形だろうな」「手触りがあるとしたらどんな感触かな」と探っていくこと。

自分が一番「これだ!」とピンとくるまで、続けること。これが苦しいけど楽しい。自分がどんなことに「ピン」とくるのか知ることができるから。

そして、アイデアスケッチが決定!

この生徒の場合、写真一番右の「熱中」という表現に決まったようです。

一番伝えたい気持ちは言葉で言うと「熱中」であり、その気持ちを感じるための色や形は図のようになるようです。

最終的には自分がまるで運命の人と出会ったかのように「ときめき」や「わくわく」を感じることが決定打となります。