忘年会シーズンを乗り切る!二日酔いを防ぐ「3つのフルーツ」とは

忘年会シーズンを乗り切る!二日酔いを防ぐ「3つのフルーツ」とは

そろそろ忘年会の季節ですね。美味しいものを食べてワイワイ騒ぐ忘年会は楽しいものですが、お酒は翌日に持ち越したくないですよね。

そこで今回は、翌日にアルコールを持ちこさない、お酒に酔いにくくなる食べ物を3つご紹介したいと思います。

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飲む前には「柿」

柿に含まれる渋み成分「タンニン」には、胃の粘膜を保護してアルコールの吸収を妨げる効果があります。

それだけでなく、頭痛や吐き気といった二日酔いの原因となるアセトアルデヒドの分解を促進させる効果もあります。

また、柿には、デヒドロゲナーゼというアルコール分解酵素も含まれていますので、タンニンとダブルでアルコールを撃退します。

飲酒の30分前に、柿を3個食べると飲酒1時間後の血中アルコール濃度が低いという実験結果もありますので、飲む前には柿を食べましょう

飲んでいる時には「トマトジュース」

トマトジュースには、アルコールとアセトアルデヒドを分解する酵素を活性化させる働きがあります。

カゴメ株式会社の実験によれば、お酒を飲みながらトマトジュースを飲むと、血中アルコール濃度が下がるだけでなく、身体に残るアルコールが3割減り、体外に排出されるスピードが約1時間早まったそうです。

これは、トマト本体を食べても同じ効果が得られるのですが、トマトジュースのほうが沢山飲めるので便利です。

具体的には、160mlのトマトジュースを3本程度飲むと効果が高いと言われています。

お酒のおつまみにトマトサラダを選ぶ、トマトジュースで割ったカクテルを飲む、など、お酒を飲みながらトマトを摂るように心がけましょう!


飲んだ後には「グレープフルーツ」

アルコールを分解するには、水分と糖分が必要なのですが、グレープフルーツに含まれる「フルクトース」という果糖は、二日酔いの原因となるアセトアルデヒドを水と二酸化炭素に分解する手助けをします。

水と二酸化炭素に分解されてしまえば、体内にアセトアルデヒドが残ることなく、二日酔いの心配がありません。

ですから、飲んだ後はグレープフルーツを食べたり、グレープフルーツジュースを飲むと良いですね。

ただし、ジュースで摂る場合には、果汁100%のものを選んで下さいね。

おわりに

いかがでしたか?楽しかったはずの忘年会も、翌日二日酔いでは楽しさも半減してしまいます。

飲む前には「柿」、飲んでいる時は「トマト」、飲んだ後は「グレープフルーツ」。

この3つを覚えて、これからやってくる忘年会シーズンを二日酔い知らずで楽しく乗りきりましょう!

(岩田麻奈未/ハウコレ)