高齢者に多い泌尿器疾患

日 時 平成25年12月18日(水)
場 所 フレミラ宝塚
主 催 いきいき学舎
 高齢者が尿が近くなる原因は、膀胱が小さくなる・夜間の尿量が
増える・眠りが浅く睡眠障害がある・脱水状態を防ぐため飲水量が
増加傾向にある・前立腺が大きくなる(男性)、膀胱が過敏になる
過活動膀胱症状・・・等々が考えられるとのことです。
 また高齢者は他に病気をかかえていることが多く、そのために投薬を受けている場合がありますが、総合感冒薬・パーキンソン病治療薬・眠剤・坑ヒスタミン剤・坑うつ剤・精神安定剤・アルツハイマー治療薬等々のくすりは、排尿障害をきたすことがあるのだそうで注意を要するとのことでした。。
 よくある疾患としましては、①前立腺肥大症、②前立腺がん、③過活動膀胱(尿失禁等)がありますが、①は55才以上では5人に1人いるそうで、症状としましては尿の出が悪いや我慢できなくなる等です。
 この治療は、主に投薬ですが、症状が進んでいれば手術ということになります。
 ②はこのところ患者数が増加してきているそうで、あまり自覚症状がなく、血液検査で発見されると投薬・手術・放射線療法・ホルモン療法等で対応するそうです。
 ③は病気というよりは症状で、40才以上では約1割の人にみられ、原因は加齢や前立腺肥大も考えられますが、かなりの数は特発性の由だとのことでした。