戦災復興区画整理第26地区のちょっと不思議な飛び地とみどり湯

今年最後の更新になると思います。一年間お付き合いいただき、ありがとうございます。1月2日の初湯の計画は立てられましたでしょうか?

大井町の駅前広場を整備した戦災復興区画整理事業第26地区はちょっと不思議な飛び地区域があります。西大井駅前なので今の目で見ると変ではありません。でも、実は西大井駅は区画整理事業からずっと後、昭和61年開業の新駅です。それどころか西大井駅のある線(今走っているのは「横須賀線」という電車ですが何線と言えばいいのでしょう?もちろん東海道線の一部ではあるのですが)は昭和55年までは品鶴線という貨物線で、戦災復興のころは駅を設置するなんて思いもつきませんが。
ちなみに品鶴線は「ひんかく」線と読みます。品格線・・・品川、鶴見の頭文字。

みどり湯はこの区画整理の区域から少し南側にあります。光学通りからニコンの工場の間を一筋南側の通り沿いです。新しいビルで、間口が広く、下足からフロント、ロビーが通りからもよく見えていて、常連さんだと思いますが、皆さん競馬に夢中。
脱衣場、浴室とのこじんまりとしていますが、床やタイルなど、きれいで気持ちいいです。洗い場は狭くありませんが、一部岩風呂風の浴槽は少しきゅうくつな感じ。お客さんも多いので、浴槽はかなりの密度です。岩からお湯が流れ落ちてくる近くにいると、頭からじっとしぶきを浴びていなければなりません。でも気持ちいいお湯なので、それも楽しいと思えば。
みどり湯 品川区西大井1-7-26 14:45〜24:00 火曜お休み 西大井駅から3分

来年もよろしくお願いいたします。それではよいお年を。