千葉市は７日、大手検索サイト運営会社「ヤフー」が、妊娠、出産の際に必要な行政手続きが分かるサービス「妊娠・出産手続き＆得するお金チェックリスト」を開始したと発表した。
行政などが提供する大規模な公開情報「オープンデータ」の活用を目指して、市が手続きなどの情報を提供した。ヤフーが、自治体から情報提供を受けて、妊娠や出産の具体的な行政手続きを紹介するのは初めて。
現在の提携自治体は千葉市だけで、市以外の市町村を選択すると、社会保険労務士やファイナンシャルプランナーが試算した国内の標準的な手続きや助成の予想値が表示される。今後、他市の情報を盛り込むことを予定している。
千葉市と福岡市、奈良市、佐賀県武雄市の４市は昨年、行政などが持つ膨大な情報「ビッグデータ」などを活用する「ビッグデータ・オープンデータ活用推進協議会」を発足した。この際、ヤフーは協力者として名を連ねており、市はヤフーと意見交換を行ってきた。情報提供は、ヤフーから依頼があった。市は今回提供したデータを、オープンデータとして公開する予定。http://www.chibanippo.co.jp/news/local/173784
◆「妊娠・出産 手続き＆得するお金チェックリスト」を公開/ヤフー・千葉市
http://pr.yahoo.co.jp/release/2014/01/07a/
◆千葉市ホームページ 「妊娠・出産」に関するページ
http://www.city.chiba.jp/portal/lifeevent/ninshin/index.html
◆オープンデータの取組について/総務省
http://www.e-gov.go.jp/doc/opendata/
