『迷わない。』

最近はあまり本を読みませんし、

(耳から聞いたり、自分が動いて体得す情報が好きなタチです・・・

じーっと椅子に座るのがニガテなタチです・笑)

例え読んだとしても、知人友人から頂いた本を

読ませて頂いていたのですが、

自分自身が司馬遼太郎さんの小説以外で「これ読みたい!」と思い、

自発的に年末、「アマゾン」にて発注した2冊の本が今日届き、

早速一冊を、一気に読んでしましましたぁ〜(%笑う女%)(%王冠%)

その本とは、ジャーナリスト・櫻井よしこさんの

『迷わない。』という本。

櫻井さんの人生経験から得られたことを綴られています。

櫻井さんの本名は「櫻井良子」なんだそうで、私と同じ「良子」なんです。

以前ご本人とお会いした時、氏曰く・・・

「『櫻井良子』と書くと、漢字ばかりで固いイメージになるので、

『よしこ』とひらがなにしたら、やわらかいので、通称として『よしこ』としています」

とのことでした。

「尊敬する女性は?」と聞かれると

私は「櫻井よしこさん」とみなさんにお答えしています。

新大阪駅で一緒に撮って頂いた写真をずっと机に飾っています。

尊敬している人と同じ名前で、

私は本当に奇遇で、嬉しく思っています。

私が櫻井さんを尊敬している理由

①実直で裏表がない言動&生き様が、一人の人間として尊敬!
(いつどこで誰と話していても、一定。)

②とにかく正義の人。
しかも更に素晴らしいのが、理想論(本質・ベストな状態)を捉えた上で、
現実路線を模索し、その時点時点でのベターな方策を的確に把握されること。

③女性であることを捨てていない。女性であることを活かしておられる。
(櫻井さんが成されている活動の業界は、①雄雄しい男性、か、②雄雄しい女性しか
生息していない傾向にありますので・・・(笑))

③対立を超克した、賢さたくましさ、やさしさ、愛がある。
(陰陽の要素両方を兼ね揃えた、中庸の方)
きついことを言っていても、物腰柔らかで品がある。
次世代の大和なでしこ(日本女性)の鑑!!

・・・こんな感じでしょうか(笑)。

そんな実直で鉄の女っぽい・・・ぶれない女性かと思いきや、

一人の女性であり、娘であり、(元)嫁であったり・・・

いろいろとぶれたり、悩まれたりされたとのことです。

この本の最後の章「母の介護で気付いた、深い愛情」に

おもいっきり号泣。。。

「ああ、だから櫻井さんって、(精神的に)強いんや〜」って分かりました。

櫻井さんのおかあさんは今103歳(要介護5)で、

櫻井さんのご自宅で一緒に暮らしているとのことです。

その櫻井さんのお母さんがすごい方なんです。

戦中戦後、生死をかけて必死でベトナムから脱出して来たり、

自分の夫が外で女性と同居し、子どもが出来たりなど

いろんな苦難があっても・・・

「何があっても、大丈夫」と、腹据わって笑顔で

どっしりと構えてはったというのです。

さすが生死と隣り合わせで生きて来られた・・・

ゼロから今の日本を復興して来られた明治人。。。

肝の座り方がハンパやないです。

また、櫻井よしこさん自身が何か辛いことがあって、

お母さんに相談しても、その

「よしこちゃん。何があっても、大丈夫」という言葉を

常にかけられたということです。

この世で一番身近な存在である、(母)親から

絶対的信頼&愛情を注が続けた子どもは、

どんな苦難、困難があっても真っ直ぐに育って行くんやなと感じました。

まず『親子愛(親に対する報恩意識)』という絶対的な愛が心の中心にあって、

それが波及して、地域愛、国家愛、世界愛へと繋がっていて、

その愛のパワーによって、櫻井さんは日々、

いろんな活動をされてはるんやなと感じました。

櫻井よしこさんも、本当にステキですごいけど、

櫻井さんのおかあさんもステキですごいな〜!

とにもかくにも感動、感動でしたぁ〜(%笑う女%)(%晴れ%)