食で健康「カルシウムをたっぷり!」
1 カルシウムの働き
2 カルシウムをたっぷりとれる料理をつくってみよう!
カルシウムの働き
カルシウムには「骨や歯を丈夫に保つ」働きのほかに「筋肉の動きをスムーズにする」「血液を固めるのを助ける」「精神を安定させる」などの働きがあります。
ふだんからカルシウムをたくさんとっていると、骨に十分に蓄えられるので、ほかの働きに使われても骨は丈夫な状態が保たれます。
ところが、カルシウムをあまりとらないと骨に十分に蓄えられず、ほかの働きに使われることで骨はスカスカの状態になり、骨折や骨粗しょう症のリスクが高まります。
1日にとるとよいカルシウムの量は、成人男性で700〜800mg、成人女性で650mgが目安とされていますが、日本人では多くの人が不足しています。
「牛乳、チーズなどの乳製品」「丸ごと食べられる小魚や桜えび」「小松菜やモロヘイヤ」「木綿豆腐や高野豆腐など大豆製品」などの、
カルシウムが豊富な食品をたくさん食べて、カルシウムをたっぷりとりましょう。