アベノミクスに道徳経済を

日 時 平成26年1月24日(金)
場 所 ぷらざこむ1
主 催 NPOいきいきシニアゼミナール
 日本経済を立ち直らせるためアベノミクスの三本の矢(大胆な
金融政策・機動的な財政政策・民間投資を喚起する成長戦略)
が登場いたしました。
 日本経済が今日のようにダメになったのはいかなる原因が
あるのでしょう。
 歴史を顧みますとこの20年は「失われた20年」であり、その前の20年は「安定成長」であり、さらにその前の20年は「高度成長」の時代でした。
 これだけ発展をとげた日本でありながら、戦後の混乱期より生活保護世帯が多かったり、年金受給者が亡くなっても届け出ずそれを子や孫が懐に入れていたケースも発覚しています。
 このような状況はどう解釈すればよいのでしょうか。
 どうも経済の再生には前述の三本の矢に加え、「国民の自立」が不可欠であるように思われます。
 折しも日本は世紀の祭典・オリンピックの招致に成功したわけで、これにより経済が活性化するのはほぼまちがいないと思われますが、これと並行して標題の「道徳経済(モノと精神の両立・人格の尊重・我の社会化・共生・互助・自制・・・等々)」にも着手すべきであろうとのことでした。
 すなわち「失われた20年」から「回復の10年」に大きく舵を切ろうということでしょう。