本日足立区はりんごのお風呂の日、大六天湯の大六天とは?

東武バス北01系統の本木新道バス停から南西へ、斜めのお店が点在する道を200mほど行き、右手の鍵の手の路地の奥にあります。ビルの銭湯で玄関には立派な字で「大六天湯」と書かれた行灯看板があるので、すぐ分かります。銭湯のために建てたようなビルで、脱衣場の天井は和風銭湯並の高さがあります。浴室も天井が高く、浴槽の背後いっぱいに古城やアーチ橋、白鳥など西洋の湖畔のモザイクタイル絵があります。ちょうど今日は足立区の銭湯共同でりんごのお風呂、そのまま、あるいは半分に切ったりんごの香りが気持ちよいお湯でした。帰りによかったらということで、イオンサプリドリンクのペットボトルもサービス。ちょっとうれしい日でした。
大六天湯 足立区本木南町11-14 16:00〜23:00 金曜お休み 北千住から東武バス本木新道下車5分

さて大六天湯とはとても変わった名前ですが、その由来はすぐ前の本木胡録神社、通称大六天です。大六天とは、仏教では六番目の魔王という意味で、神道では胡録神社に祀られている神様、淤母陀琉命(面足命 おもだるのみこと)のことだそうです。日本は神道も仏教も信じていたので、仏教の仏様と神道の神様と実は同じ、例えば大国主命は実は大黒天ですとなっていました。仏教で六番目の魔王を六番目つながりで、天地開闢から六番目の神=面足命と同じだー、とちょっと強引ではありますが。それはさておき、大六天という地名や神社は日本中にけっこうあるみたいです。