ウスタビガとヤママユガの繭です

今年も見つかりました。ウスタビガとヤママユガの繭です。
葉を落とした落葉樹にぶらさがっています。繭には水がたまらないように下部には小さな穴が開き、雌は自分が出てきたばかりの繭に卵を産み付け、卵はそのまま越冬します。
薄い黄緑色、下が膨らんだ逆三角形状、繭の左側に黒いぶつぶつしたものがあります。ウスタビガが産み付けた卵のようです。

卵型のうすい黄緑色をした繭
繭一粒から絹糸の長さは600m位になります。この糸は「天蚕糸(てんさんし)」と呼ばれ、光沢があり、伸度が大きく、手触りも良い。織物は丈夫でシワになりにくく、暖かいそうです。
この繭の下にも黒いぶつぶつが見えます
ヤママユガの卵だと思われます