明治の教育機関 「ミッション・スクール」

日時 平成26年2月4日 (火)午後の部
場所 明石市男女共同参画センター
主催 (財)兵庫県芸術文化協会
講師 茨城一成氏 日本歴史学会会員
キリスト教教育は、日曜学校に代表される教会教育とキリスト教
主義学校教育に大別されるそうです。
(1864)明治元年横浜のヘボン療養所に「第一日曜学校」が
開設されて以来、日曜学校は安息学校の中でも最も主要な
伝道方法とされました。
 しかし、教育勅語が発布されキリスト教との反動期には、キリスト教教育との衝突もあって日曜学校教師や生徒への迫害事件が起こり、日曜学校は沈滞した。 しかし各教派はそれぞれの日曜学校部を設け、数年後には日曜学校協会を設けました。
それは、現在の日本基監教協議会学校部に継承されています。 
そして、第二次世界大戦後は児童中心、日曜のみの教会教育に偏っていた点を反省し、名称も教会学校と改めて協会教育の発展が行われています。 
戦後、民主主義高揚の影響下もあって、キリスト教教育の社会的評価は高まり、ミッションとの協力を回復した。
最近は英会話が必須となっていますがこれも時代の流れと言えませんか。