知らないのは損!本当に「安くて栄養たっぷりな野菜」12個【前編】

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知らないのは損!本当に「安くて栄養たっぷりな野菜」12個【前編】

2012/12/30 20:00 by 庄司真紀 | ライフスタイル

季節を問わずスーパーにはたくさんの野菜が売られていますが、本当に安くて栄養価の高い野菜はどれなのでしょうか? 食費を抑えたい時など、迷ってしまって、なかなか選べないですよね。

そこで、野菜ソムリエのエンズルード ミホコさんとファイナンシャルプランナーの西山美紀さんに、“安くて栄養のある野菜”を12個、厳選していただきました。

野菜とお金の専門家が選ぶのは、一体どんな野菜なのでしょうか? 前編ではまず、6個ご紹介します。節約したい方、健康になりたい方、必見です!

■1:白菜

とにかくボリュームのある冬野菜といえば白菜。

「白菜の旬は冬ですが、カットされたものは100円くらいから手に入り、低価格で1年中手に入れやすい野菜。

ビタミンC、カリウムが豊富なため、風邪予防にもおすすめです。また、余分な塩分を排出するカリウムも豊富なので、高血圧予防にも良いですよ。」(エンズルードさん)

「大きな価格変動がなく、ボリュームで考えると、結構お買い得な野菜。

昆布のだしで、豆腐、ネギと一緒に似てポン酢でいただくと、栄養もあり、ダイエットにもぴったりな格安レシピの出来上がり!」(西山さん)

■2:大根

「春、夏、秋、冬と1年を通じて旬のおいしいものが低価格で手に入る大根は、消化酵素を多く含みます。

焼き魚の焦げ部分にある、発がん性物質を解毒する作用があるため、焼き魚には、忘れずに生の大根おろしを添えて。大腸がん予防になりますよ。

また緑の葉の部分にも豊富な栄養素が含まれるため捨てずに食べたい部分。細かく刻んで炒めものなどにして。」(エンズルードさん)

「半分や3分の1ずつカットされて売っていますが、家族が3人以上の方、料理上手な方は1本買って、さまざまな料理に使いまわした方がお得。

逆に一人暮らしや、料理をあまりされない方が1本買っても、結局使いきれずに捨ててしまうケースが多いので、1本より多少割高でも、使いやすいカットタイプを購入したほうが、結果的にはお得です。

使いきれないときは、大根おろしにして冷凍するのも手。」(西山さん)


■3:ピーマン

「免疫力を高めてくれる、カロテンが豊富なピーマンは、美肌作りに効果的。緑の色素成分クロロフィルはダイエットにも抜群です。

ピーマンに含まれるビタミンCは熱に強いので、油で炒めることで、カロテンの吸収率があがるため、野菜炒めがおすすめ。」(エンズルードさん

「特売などで1つ20円など、安いときを狙って。安いときに多めに買って、刻んでかために塩ゆでして、冷凍保存するのもよい方法です。」(西山さん)


■4:スプラウト

「植物の新芽、スプラウトには、成熟した野菜よりもはるかに高い栄養素が含まれます。

特にブロッコリースプラウトは、スルフォラファンが豊富に含まれるため、がん予防にも。かいわれ大根は低価格で手に入れやすいのでおすすめです。」(エンズルードさん)

「スプラウトもかいわれ大根も、1つ100円程度で、料理の見た目も栄養素もアップするのでお得な食材ではないでしょうか。

価格が天候にあまり左右されないのも魅力。」(西山さん)


■5:ブロッコリー

「ブロッコリーの旬は冬ですが、低価格で1年中手に入れやすいです。

アブラナ科の野菜で、抗がん作用が高いと注目されています。抗酸化作用が期待できるスルフォラファン、βカロテンが豊富なので、毎日でも食べたい野菜。」(エンズルードさん)

「これも、安いときに買って、軽く塩ゆでして冷凍しておけばOK。天候不順等で価格が高い時期は、冷凍カット野菜を買うほうが割安なこともあります。」(西山さん)

■6:チンゲン菜

「アブラナ科の野菜、チンゲン菜には、がんの発生を抑える、イソチオシアネートや、発がん物質を解毒する成分が含まれるといわれています。

なので、週に3回、1/2カップずつ食べるようにしましょう。また、油で炒めることで、ビタミン、ミネラルの吸収率が高まります。」(エンズルードさん)

「多少価格変動があるので、安いときに買って、カットしてそのまま冷凍しておくと便利です。」(西山さん)

いかがでしたか? 

価格変動のある野菜とない野菜が分かりますね。野菜は旬の時期が一番価格は下がるので、その時をねらうと一層安く手に入るでしょう。

これまで試したことのない野菜があったら挑戦してみてくださいね! 

続いて後編では、残り6個をご紹介しますのでお楽しみに。