日 時 平成26年3月13日(木)
場 所 甲子園大学
主 催 地域連携推進センター
レトリックとは、広辞苑によれば「修辞法、美辞学」とあり、
その修辞法とは「修辞に関する法則または手法」とありま
すが、これではあまりよく解りません。
どうもギリシャに始まったもので、表現の技術的な手法の
ようです。(一種の「比喩」の意か)
このレトリックには、主として①直喩、②隠喩、③換喩、④提喩があります。
①は、「のよう」「さながら」等を用いた直接比較する手法であり、②は、「たとえ」を用いながら、表面では形式に出さない方法です。
また③は、あるものを指示するのにその属性で表す方法であり、④は、特定のものを指すのに全体と部分の関係を示す方法であるとのことです。 「真珠」を例題に示しますと・・・
<直喩> ⇒ 生まれた赤ちゃんはまるで真珠のようだ
<隠喩> ⇒ 彼女はまさしく東洋の真珠だ
<換喩> ⇒ 真珠の首飾りをした王女は真珠姫と呼ばれた
<提喩> ⇒ 豚に真珠
・・・とまとめられますが、いかがでしょうか。(写真は会場)