源氏物語の朗読 「花散里・澪標・蓬生・関屋」開催いたしました。

寒かった冬も終わり、春が来たと感じさせる暖かい陽気の中、
明石の老舗造り酒屋・茨木酒造さんで
『源氏物語の朗読 「花散里・澪標・蓬生・関屋」』を開催しました。

ありがたいことに満席の会場となり、熱気あふれる中、
二胡アンサンブルグループ・LaLaさんの演奏・『蘇州夜曲』でしっとりとスタート。

LaLaさんにはこの後朗読の合間合間に『琵琶湖周航の歌』・『浜千鳥』など数曲演奏していただき、最後の演奏『ふるさと』では、会場の皆でで合唱し、会場中が一体となった雰囲気に包まれました。

出田理事長のあいさつ書画の紹介のあと、
田中峰翔大師範・松下峰陽師範による詩吟が披露されました。

会のメインはやはり朗読。
プチシェル朗読の会さんから4人の読み手さんが「花散里」(近藤晴代さん)・「澪標」(枡田みち子さん)・「蓬生」(林久代さん)・「関屋」(甲斐千浪さん)
を一人一人朗読されました。

それぞれの個性ある朗読を楽しんだ後は、ここ数回の源氏物語の回でおなじみになった米家哲郎さんが出田理事長の作詩した漢詩を朗誦してくださいました。

演奏・朗読の他にも掛軸や書画、
徳川美術館の源氏絵を模した帯なども展示され、、
皆様眼福されておられました。

源氏物語の朗読会が滞りなく終了した後は、
予約者のみの中国茶会をたのしみました。

茨木酒造さんのお酒「来楽」の焼き印の入った瓦煎餅を茶菓子に、
鉄観音茶の香りと甘露な茶味を楽しみました。

次回の源氏物語の会は9月に中崎公会堂での公演を予定しております。
またご案内いたしますので楽しみにおまちくださいませ。