今日は朝から新1年生だけでの合宿を行いました(%笑う男%) 今日と明日の二日間ですが、入学をする前にお互いの事、ファルコの事、中学校の事などを少しでも理解してからがんばってほしいという願いがあるので毎年この春休みには新1年生だけでの合宿をしています!!今年もそれを行う事が出来たのは入会をしてくれたメンバー12名のおかげです(%笑う男%)(%音符2%) このメンバーと一緒にがんばっていく為にもこの合宿でのきっかけはすごく大きくて、意味があるものだからとても楽しみです(%笑う男%)(%音符2%)
変化をさせてやろうとか、変わらせる、ではなくあくまで『お互いを知る』事をテーマという事にして最初のミーティングからスタートしました(%笑う男%)(%音符2%)
今日はまず最初がそのテーマの説明をして、次にファルコというチームが3年間を掛けて『自分で考える』事を目的にやっている事を伝えました。そして、その重要性もしっかりと説明しました(%笑う男%) 意味も分からずにテーマだけを提示されても子供達はがんばりようがないので、こうやって理屈で説明を入れながらやる事で一回一回納得してくれるのがよく分かりました(%笑う男%)
朝のバスではそれぞれが勝手な態度で個人的には不愉快ではあったのですが、それは現実であり何も知らない状態なので当たり前の状態として受け止め、一切の注意や指摘もしなかった上で、このミーティングで『バスの態度はどう思う?』という事を考えてもらうようにするとすごく効果的に響きました(%ニヤ男%)
全体のミーティングを最初にやってから、『自由』という事の意味を話し、考えてもらった上で今日のメインとなるのは『自分達で食事を作る』という事を言いました(%ニヤ男%)
少し驚きながらもワクワク感も強かったようで、12名を2グループに分けて献立から自分達で考えてもらいました(%笑う男%) 天気が良ければ外で飯盒炊飯をしたかったのですが、それは出来なかったので室内の調理ではあったのですが、自分達で一から考える習慣はなかっただけにどうなるか?は自分も楽しみでした(%笑う男%) 献立を決めて、レシピは図書館があったので自由に本で調べて書き出してもらってから、全員で買い出しに行き、予算内で買い物をして実際に調理する流れでした(%笑う男%) 自分は一切の口出しはしなかったのですが、全体で決めている時に違和感を感じました。。。それは『全員が関わっていない事』でした(%怒る男%) 自分は組織というものは『自分勝手はダメ』であると思っているけど、同じように『何もしないのもダメ』だと思っています。だからその両方が混同していたのに違和感を感じた上で、
『これで買い出しに出て、全員が同じ目的で買い物が出来るかい?』と質問。
すると、『買えます!』と挙手したのが12名中、たったの4名!!(%痛い男%)
『そしたら残りの8名はどうするの??』と聞くと、
『書いてある子のを観て買います』と言うので、
『そしたらそれが間違って個数など書いていた場合、後で気付いた時にどうする?』とさらに聞くと、
『・・・・・』となりました。要するに、
失敗した時は自分のせいではないと言える準備をしている
と言えます(%痛い男%) 自分で考えて自分で行動しないと何も残らないし、意味がないからちゃんと全員が関わってやろうよ!と一度話をしてもう一度グループでやってもらうとそこからは全員が自分のノートに書きだして準備をしてくれたので、45分の買い物時間を観ていたのですが(実際、物価も理解していないみんなは買い物中にあれこれ変更するだろうと予測していたので・・・(%ニヤ男%))、なんとかかった時間はわずか10分!!!!見事でした(%笑う男%)(%音符2%)
『残った予算はデザート買ってもいいの〜???』とまで聞いてきた余裕(笑)
もちろんそれはOKしました(%ニヤ男%)(%音符2%)
買い出しは普段やらないという事もあって、本当に楽しそうでした(%笑う男%)(%音符2%) でも、ちゃんと公共のマナーまで気配りもあったし、通路を開けたり選手の中でも明らかな変化が見えてきた時でした(%笑う男%)(%音符2%) 買い出しを終えて、日時計の丘公園に行くと、早速部屋へ入って調理にかかりました(%ニヤ男%)(%音符2%)
もうこの時には初対面???という事が全く感じないぐらいにみんなが仲良くしていたし、役割を決めて責任を持って各自がやってくれていました(%笑う男%)(%音符2%) その甲斐もあって調理は本当に順調で、全く手出しも口出しもせずに自分達が準備したレシピノートを観ながら作業を進め、1グループでは鶴長くんが、2グループでは和歩くんが調理を仕切っていたような形でリーダーとなり全体もまとまりながら各自の作業を黙々とこなし、予定の5時には調理を完了させました(%笑う男%)(%音符2%)
調理の条件として『おかずとサラダを作る事!』と決めていたのですが1グループはカレーライスとポテトサラダで、2グループはハンバーグとポテトサラダでした(%笑う男%)(%音符2%)(%音符1%) サラダは同じだったのですが、中身も違うものだったしそれぞれの良さもしっかりと出ていました(%笑う男%)(%音符2%)
2グループは炊飯ジャーのスイッチを間違えたようで、時間に炊けなかった失敗をしたものの、この失敗も大きな意味が出ました(%笑う男%) 彼等が自分で失敗経験をした事で、責任を持ってその課題を受け止めたし、さらには1グループがご飯を分けるなどの気配りまで芽生えました(%笑う男%)(%音符2%) お互いの事まで考えるようになってきたし、自分達で1から作り上げた達成感に勝る経験はないんだと実感したぐらい、どちらのグループも出来上がりには誇りを持っていたし、何も言っていないのにコーチに一番に出来上がったものを食べさせてくれた上に、ハンバーグ班はわざわざ星型のアレンジまで加えたものを出してくれました(%笑う男%)(%音符2%) 両方のグループ本当においしかったし、最高の出来でしたね(%笑う男%)(%王冠%) 何よりも『協力』した事に意味があり、難しい事をやってのけた自信が表情に表れていました(%笑う男%)(%音符2%)
ここで得た自信は大きく、夜は片づけをして、風呂を済ませてミーティングと指示していたのですが、それもしっかりと守って5分前には集まってくれていました(%笑う男%)(%音符2%)
何も言わなくても、です(%ニヤ男%)
どうでしょうか?そうさせたいからついつい言ってしまう大人の方々いませんか?(%ニヤ男%) 言わなくてもこれだけやれる力を彼等は持っているという事なんです(%笑う男%)
ミーティング前には仕事を終えた後で今中代表、新美コーチまで顔を出してくださったので一日の流れや成果を説明した上で一緒にミーティングに帯同してもらいました(%笑う男%)(%音符2%)
『初日とは思えないみんなのまとまりですね』(%ショック男%)(%星%)
とお二人も感激してくださったぐらい、本当に第三者が観ても分かる変化だったのです(%笑う男%)
今日の彼等は『自分達で創りあげた自信、自分達で失敗した経験』がここまで成長させたという事でした(%笑う男%)(%音符2%) 自分が指導者をしていて本当に良かったと思えるのは『自分の予想を上回った時』です(%笑う男%) 指導者は何かを与える際にはそれぞれの価値観で『ある程度の期待のライン』を作ります。それを子供が自らの力で越えた成果を残すと本当に心が震えます(%笑う男%)(%音符1%) 要するに『感動』ですね!!そんな場面が今日の一日にはたくさんあったし、ミーティングでの各自の感想でも5人の子が『うまく出来なかった食事を食べて、普段のお母さんのありがたみが分かりました』と言いました。
失敗をして、普段のありがたみを知るという事は本当に素晴らしいですよね(%笑う男%)(%音符2%) お母さんがこの場にいたらきっと泣いていたのでは?と思います(笑)
そんな子供達は寝る前の時間もスタッフミーティングしていた時に、『夜食に』とおにぎりを用意してくれて、さらには温かいお茶まで用意してくれました(%痛い男%)
これは、スタッフ3人感動でしたね(%痛い男%)(%涙%)(%涙%)(%涙%)
思いもしない事をやってくれる。。。このメンバーののびしろがいかに大きいかを感じたし、素晴らしい人間性を感じました(%笑う男%)(%音符2%) こんな素晴らしい才能がさらに開花する為の『土壌を耕す作業』をこれから三年間、精一杯やっていきますので将来の大きな花を咲かせる準備をどうかこのファルコでがんばってください(%笑う男%)(%音符2%)