足立梅田町終点へ都バス草41系統、プールのある明美湯

梅島駅の西側から南へ歩くと、都バスの操車所があり、たいてい折り返しの1台が休んでいます。浅草寿町から来る草41系統の終点、足立梅田町です。駅前でも橋詰でもない住宅地の中に忽然と現れるのですが、草41系統は遡れば戦前からの歴史があり、利用者も多いようです。とはいえ道があまりにも狭く、中型バスでも難渋しています。
足立梅田町の次のバス停が梅田町神明通り、神明通りはひなびた静かな商店街で、足立神明社はバス通りから少し東に行くとあります。境内は意外に広く厳かな雰囲気で立ち寄る価値はあります。

梅田町神明通りバス停からバス通りをもう少し行って、梅田町5丁目と4丁目の境を西へ少し入ると見えてくる煙突が明美湯です。地図で見ると隣が大きく三峯神社になっているので目印になるかと思って行きましたが、実際には明美湯の方が十倍以上大きいです。明美湯は和風建築ですが玄関が大きく改装されていて、「砂むし風呂」「サンドバス」「ペグマタイト」と書かれているのは少し怪しさを醸し出しています。予約で玄関横の砂むし風呂に入れるようですが。北海道二股温泉の原石を使った「人工温泉」を名乗っているのは正直でほほえましいです。二股温泉は近くの「じんのび」もそうですが。
脱衣場は格天井、浴室は伝統的な造りですが、ペンキ絵はありません。いろいろ取り組んでおられるようで、仕切りなどに瓦を使って和風を演出している一方、男湯のサイドにミニプールがあったりします。プールは珍しいですが、お湯じゃないのでちょっと冷たそうで私は入りませんでした。水着、タオル禁止と書いてありましたので、プールというより水風呂ということかも・・・。
明美湯 足立区梅田4-40-21 15:00〜24:00(日曜は8〜12時、16〜24時) 木曜お休み バス梅田町神明通りから5分