花冷えの日曜日
13日、狭山池歴史ウォークが開催されました
北堤のコシノヒガンは終わってしまいましたが、狭山池にはまだまだいろんな品種の桜や花々があるんですよ
今回の歴史ウォークは、いつもと趣向をかえて
花見て歩く狭山池ウォークとなりました
出発地点の博物館周りの「タオヤメ」は今丁度見頃、「ウコン」という緑がかった珍しい桜も見頃です。
狭山池博物館の石垣に絡みつくように生えているのは「イタビ」
イチジクのような実をつけますが、この実は鳥も食べず、昨年のが残ったまま。
博物館北側の広場には「ダイオウショウ」という大きな松が。普通の松葉は2本ですが、この葉は3本。しかもめちゃくちゃ長い!財布にいれたらお金が貯まる…ことはないようですが、高野山では珍重されみんなが地面の松葉を拾うため、あまり落ちていないとか。
ここならまだ潤沢にございます(笑)
東小学校の前で見頃を迎えているのは「カンザン」少し赤みがかった桜餅の葉っぱは、このカンザンの葉です
さやか公園の桜は「スルガダイニオイ」見頃です。
「ミツマタツツジ」が咲き始め、「ユキヤナギ」、「レンギョウ」も咲いています
しだれて咲くのは「エドヒガン」(シダレザクラ)
「ニホンタンポポ」の背の低さは、冬が寒かったことを示す指標、
南堤から西にかけては、「ソメイヨシノ」が多く植樹されています
さて、狭山池の桜の開花宣言って、どうやって出されるのでしょう
今狭山池に植えられている1594本の桜
その全てを代表する基準木をご存じですか
西側の非常洪水吐けの横に立つ一本のコシノヒガン
この木が花をつけたら
狭山池開花宣言。となるそうです
狭山池の桜は全て寄付によって植樹されたものです。
狭山池博物館では、この桜のための寄付を募る
狭山池さくら満開委員会
の募金箱を受付前に設置しています。
500円以上のご寄付には、安藤忠雄さんの博物館ラフスケッチも入った特製カードセットを進呈。未来の桜を咲かせませんか。
狭山池歴史ウォークは今年度も月一開催!次回は5月11日(日)です。
みなさまのご参加をお待ちしています!
ボランティア事務局 イシクマ