素顔のパリ

日 時 平成26年4月17日(木)
場 所 芦屋市民センター
主 催 芦屋市立公民館
 講師は近年フランスの首都・パリにおいてミルフィーユ(菓子の
一種)を食べ歩きながら街の観察をされてきた由。
 パリではお菓子(又はケーキ)専門店は少なく、大部分がパン屋
と兼業で、その半分以上が街角に立地しており、その店の多くが
アフリカ(チュニジアやモロッコ等)からの移民だそうです。
 そして毎年パンのコンテストがあって、昨年はチュニジアの人がチャンピオンとなり、一年間大統領府に納品する栄誉によくしているとのことです。
 日本では日常食するパンを売る店と、贈答やお土産にするお菓子・ケーキの店とは別になっているのに比べると少し異なるようです。
 その他、肉屋はユダヤ人・クリーニングは中国人・靴の修理はベトナム人・雑貨店はトルコ人が多く経営している等、パリの文化を移民が支えているのが散見されるとのことです。
 もっとも日本でも伝統の大相撲を今やモンゴルの人が支えているように、自国の文化を他国の人が支えているケースがありますが・・・。
 もうひとつ街角に多い店としてカフェがある由にて、ここはコーヒーを飲む位置によって値段が違うとかで、一番安いのはカウンターでの立ち飲みだそうです。(1ユーロ:140円くらい)