<71番・弥谷寺の長〜い階段と役行者の石像>
先達さんから教えていただきました。
人は行(修行)を通して、大切なことを“気づく” んだそうです。
一方で、人は自分以外の人などの対象物から“教えられる”んだそうです。
仏教とは「智恵の教え」なんだでそうです。
その教え(学習)を机の上で教わってばかりでは、
人は成長し続けれないんだそうです。
だから“行(実践)”もセットで行わないといけない。
人は行で失敗し懺悔し、自分を恥じる。
そしてそのわるい心を直そうし、
そしてそれがある程度完了して来ると「悟る」んだそうです。
お遍路さんがお寺に納める札(納札・おさめふだ)の色は・・・
・1〜4回 白
・5〜7回 青(緑)
・8〜24回 赤
・25〜49回 銀
・50〜99回 金
・100回〜 錦
と色が分かれています。
白からスタートして、
次は青。青色吐息状態、初心者マーク。
だんだん慣れて来たところで、赤になり、
人前で「赤っ恥」をかくんだそうです。
ちょっと調子に乗って、人を教えながら、失敗する・・・
という感じのようです。
25回目でちょっとベテランの「いぶし銀」、そして50回で金へ。
そして100回になると、いろんな色が混ざった錦へ。。。
なんだかとっても面白い納札の色のシステムです(^^)