気づき11 「気づく」と「教えられる」のスパイラルで人は成長する。

<71番・弥谷寺の長〜い階段と役行者の石像>

先達さんから教えていただきました。

人は行(修行)を通して、大切なことを“気づく” んだそうです。

一方で、人は自分以外の人などの対象物から“教えられる”んだそうです。

仏教とは「智恵の教え」なんだでそうです。

その教え(学習)を机の上で教わってばかりでは、

人は成長し続けれないんだそうです。

だから“行(実践)”もセットで行わないといけない。

人は行で失敗し懺悔し、自分を恥じる。

そしてそのわるい心を直そうし、

そしてそれがある程度完了して来ると「悟る」んだそうです。

お遍路さんがお寺に納める札(納札・おさめふだ)の色は・・・

・1〜4回 白
・5〜7回 青(緑)
・8〜24回 赤
・25〜49回 銀
・50〜99回 金
・100回〜 錦

と色が分かれています。

白からスタートして、

次は青。青色吐息状態、初心者マーク。

だんだん慣れて来たところで、赤になり、

人前で「赤っ恥」をかくんだそうです。

ちょっと調子に乗って、人を教えながら、失敗する・・・

という感じのようです。

25回目でちょっとベテランの「いぶし銀」、そして50回で金へ。

そして100回になると、いろんな色が混ざった錦へ。。。

なんだかとっても面白い納札の色のシステムです(^^)