2013/07/28付け等のblogでお知らせしたように、2012年度は大雨、大雪、鳥インフル等が重なり、当地方の牧畜も蒙和も甚大な打撃を受けました。このため、蒙和との合弁事業を進めていた日本側partnerが出資を見送ってしまいました。翌2013年、蒙和は再建に努め、その一環で羊の新品種開発に乗りだしました。
この実験が成功したこともあって、ウリジ氏の友達二人が現金20万元、土地1400ムー(約100ha、甲子園球場25ケ分)と羊100頭を蒙和に出資しました。またウリジ氏の家族も10万元を融資してくれました。これで、この子羊を育肥して販売できるこの秋までの運転資金の目途が付きました。
内蒙大学と赤峰市畜産研究センターと連携関係ができ、新品種子牛の育肥合作社が立ちあがり、その中心に位置する蒙和が、自らと地域畜産業を発展させる展望ができた訳です。蒙和の御活躍を祈念しつつ、皆さんのご支援も期待する所です。