だんだん蒸し暑くなってきましたね。
さて、5月13日に多文化カフェを開催しました。

今回お話しいただいたのは、JICAシニアボランティアとして、ネパール、チュニッジア、ベトナムと3か国で赴任してきた犬塚俊夫さん。
まずは、JICAシニアボランティアについて、ご紹介いただきました。
そして、ネパールとチュニジアについて、パワーポイントの画像を使って、歴史や気候、観光地といった基本的な情報はもちろん、ご自身が仕事や生活の中で体験したことや感じたことなどを、わかりやすく解説されました。

ネパールの話では、複数の企業で、整理・整頓・清掃・清潔・躾の5Sという日本のビジネスの基本ともいえる姿勢を指導した際の苦労話や、休日に訪れたヒマラヤの美しさ、招待された部下の結婚式のエピソードなどをうかがいました。

起業コンサルタントとして赴任したチュニジアについては、チュニジアのオリーブオイルを輸出したい、など受けた相談のお話しや、とても洗練された町並みや、カルタゴといった貴重な遺跡といった見どころを教えていただきました。

参加者からの、ジャスミン革命後のチュニジアの様子についての質問には、「大きな混乱はなく、落ち着いているようです」と、現地に知り合いがいるからこその答えがあり、質問者も満足され様子でした。

このように、日本人から見た外国についてのお話しも、共感や発見があって興味深いと感じられる多文化カフェとなりました。

今年度から奇数月の隔月開催となった多文化カフェ。
次回は7月8日で、久しぶりに料理イベントです。
阪大に留学中のスネジャーンナと一緒にロシア料理を作って、食事をしながらロシアについてお話を伺う予定です(材料費500円)。
6/15から予約を受け付けますので、ぜひお申込みください。
申込先:千里文化センター「コラボ」電話 06−6831−4133