気仙沼から嬉しいお便り

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昨年、気仙沼唐桑でのスリーA脳活性化ゲームで
お世話になった三人グループは、
ご自身たちは津波被災には遭われていないのです。
被災地では被災された方と、
被災されなかった方との交流はあまりないと聞いていますが、
こちらのグループは、お茶会、慰問イベントの
お手伝いなどを積極的になさっています。

初スリーAゲームの感想は、
こんなに楽しいゲームと雰囲気が素晴らしい、
他のイベントでは味わえないもので自分自身が声を出して大笑い、
楽しかった〜っと彼女たちに言ってもらった

ゲームを覚えてほしいと強く思い、
次回訪問の時には講習会を開こうと決めました。

研修会の模様です。少人数は活発な意見も出て良いですね。

昨年は、このグループが、
仮設でのスリーAを開催した時には、
写メを送ってくださったり、ユニホームも
作りましたとのメールを頂いていました。

今月6月には、3回もスリーAを開催するとのこと、
そして私が行ったことの無い大きな仮設で開催するので、
練習を兼ねて、小さな仮設でもやります。とのことです。

お手紙を掲載しても良いとのお許しを頂きましたので、
ここにアップさせて頂きます。ありがとうございます!
そして 活発に動いて下さることを願います。

認知症予防ネット・気仙沼 ばんざい!

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「笑顔のシャワー・スリーA教室」
佐藤暢子

私が、スリーA教室を知ることが出来たのは、
福井先生が気仙沼の旧唐桑小学校の仮設においでになられた時、
お茶入れのボランティアをして、参加し一緒に行ったのが初めてでした。

その時は、こんなに皆さんが楽しくゲームが出来、
童心に戻られ笑顔が一杯だなぁと思いました。

その後、気仙沼のボラ宿(ボランティア宿泊施設)若芽で、
いつものボランティアを一緒にやっている主婦仲間と
スリーAゲームを学ぶ機会がありました。

最初は、順番を覚えるのに精いっぱいな感じでした。
大きな声でリードをするなんて出来ませんでした。
先生がおっしゃっていた
「皆さんに笑顔で、楽しく、明るく、話すということを心がけて」
と私はメモをしていました。

自分の言葉で、皆さんに不快にならないよう、
笑顔を心がけて話すと言うことは、
簡単なようで、とても難しいなと感じました。

その後、私たち3人だけでスリーAゲームを行ったとき、
上手く出来るかなとか、住民の皆さんに楽しんでもらえるのだろうか、
とか思いましたが、予想を裏切り・・・(??)皆さん楽しそうな様子でした。

3人で3分割に分けて行い、足りないところとか、
忘れたような時には、サポートをしていく感じで行いました。

やはり幾つになっても、
「上手に出来ましたね」とか「きれいに揃いましたね」
とか褒められる事は嬉しいものなんだなぁ
と言うことを改めて感じることが出来ました。

皆さん童心に返って、童謡を歌い、
手遊びをする様子を見ていますと、
ニコニコ笑顔で、本当にスリーAのゲームは
心から楽しく、皆さん和やかな気持ちで
出来るものだなぁと、つくづく思いました。

それに、終わった後も、久しぶりに楽しかったよ、
とか、またやってみたいからぜひ来てね、
とか、話しかけられたりもしました。

また、簡単な運動にもなりますから、
普段、皆さん手足を動かすことがない人でも、
直ぐに出来ますし、楽しく出来るのが何よりとても良いなぁと思います。

これからも地域の皆さんに喜んで頂けるように、
私たち三人で、明るく、楽しく、和やかにということを心がけて
スリーA教室をやって行きたいなぁと思います。

これからの課題としては、
歌をスムーズに大きな声で歌えるようになると言うことです。
また、皆さんにも歌ってもらえるには、
どうしたら良いのかなぁと思っています。
違う歌、例えば歌謡曲とかで歌ってみても良いのかなぁと・・・想います。

注:ゲームの中の歌は、みんなが歌える歌が基本ですので、今の高齢者の皆さまには、童謡や小学唱歌を思い出しながら歌うのが、記憶の引き戻しになるのです。誰かが好きな歌謡曲を入れても、リズムが合わなくてバラバラになってしまいます。(注ここまで 福井恵子)

スリーA教室を通じて住民の皆さんの明るい気持、
優しい気持の少しの時間になれたら良いなぁと思っています。

最後の場面の、じゃんけんでリボンが増えて行くゲームは、
最後まで残ったおばあさんが
「こんなに勝ったのは初めてで本当に嬉しい」と仰っていました。

幾つになっても、皆さんから相手をしてもらったり、
褒められるのは、嬉しいものなんだなぁと本当に思いました。

子どものように無心にジャンケンをしている姿は、本当にほほえましいです。

福井先生のおかげで、私たちはお茶会だけだったボランティアも、スリーA教室をすることによって、皆さんに喜ばれ、「また来てね」と待って頂けるようにもなり、ボランティアをしていて本当に良かったです。

多くの方達にスリーA教室を広めて、
皆さんと一緒に笑顔で行える、そんな風になって行きたいと考えております。

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シーツ玉入れの写真

「笑顔が忘れられなくて」鈴木邦子

私は、気仙沼市唐桑町に住んでいます。
唐桑町にボランティアに来て頂いている人達と、
仮設住宅を一緒に訪問しています。

去年、福井先生と初めてお会いしました。
仮設の人達とスリーAゲームを行いました。
どの人も笑顔が絶えまなく、そして大きな声を出し、
話し、笑い、時間のたつのを忘れるくらいでした。

仮設住宅では、大きな声で笑うことも、歌うことも、
お互いに遠慮しあっているのです。

皆さん、帰るとき「久しぶりに大きな声を出した!」と言う人がほとんどでした。

私達(3人)は、この笑顔が忘れられなくて、
別の仮設住宅でも、やってみないかと言うことで、自分達なりに練習をやってみました。

下手にもかかわらず、大きな声で笑い、話し、
そして帰る時に「どうでしたか?」と1人の人に尋ねたら
「楽しかったから、1人も帰らずに最後までいたでしょ」と言って下さいました。

9月に先生がお忙しい中、気仙沼まで足を運んで頂き、
私たちのために「認知症予防講習会」を開いていただきました。

指の折り方・ゲームの進め方・・・話し方など
一つ一つ丁寧に教えて頂きました。ありがとうございました。

仮設住宅で、お茶会など人が集まるとき。
時間の許す限り、スリーAをやらせて頂いています。