ここで、Green-belt Asiaの事業経過を説明します(複雑になったため)

*2008年10月、大局的に見て、リーマン世界金融危機からの脱出を展望ながら、兵庫県大・北野研究室を中心に教員、内蒙留学生によってGBAを結成した。
*2009年9月、日本と中国(広州キナン大学)の19名が留学生ウリジ氏の姉夫婦の村・チャイダムを観光調査、牧民が飼料用の畑を砂漠化から守るための植林によって畜産を発展させるため合作社を結成し、、これに資金援助を開始した。
*2011年4月、ウリジ氏がDRを取得して大学院を終了、中央運送(株)に就職、GBAの資金援助と中央の貸付とで牧畜有限会社蒙和を設立(規約で利益の10%を地区植林に当てる)、ウリジが中央からの派遣社員として経営管理に当たる。
*2012年、60年来の災害のため経営悪化、ウリジは現場に出、中央は出資を延期。
*2013年、経営再建に努めつつ、新品種開発に乗り出す。中央は出資を断念。
*2014年4月、新品種の子羊340頭が誕生し、実験成功。雄の豪産の杜泊dubo種と雌の蒙古種から蒙杜monduと名付け、モンゴル語で安全の意味をもたせた。実験成功によりウリジの友人・家族から出資を得、従業員が増えた。また、新品種・蒙杜を育肥する合作社をウリジの出身村ウナガの牧民8戸と設立。蒙和が開発した新品種の子羊を牧民に供給、牧民が半年育肥し、蒙和が買取って赤峰市牧肉研究センター流通部に納める(市価の10%高)、大きな販売網を持つ流通部が市場に販売する。以上。