「永遠なる少女」を目指して♪

「のぞみ」にてマッハで大阪に帰ってきました(%ニヤ女%)(%晴れ%)

もたもたしておれません。

また新たにやるべきことが見えて参りました。

ビルの合間から降り注ぐ、初夏の陽気の下で夏祭りが開催されていて、

町にある銅像「永遠なる少女」もお祭り衣装に彩られていました。

江戸っ子の粋な計らいですよね(笑)。

「真実(真理)とは、多くの人が思っていること…

ちまたで多く言われいることとは限らない」

と確信に至りました。

本当に大切な、ある一つの事柄や真実を知っている人は、

この世で一人しかいなかったり

まだ誰も知らないこともあるんやなと、

だんだん見えて来ました。

自分自身の直感や感性を頼りにあらゆる『仮説』を推察し、

論理と行動実践によって仮説を

取捨選択&ブラッシュアップし、

真実を発見したり練り上げてゆく。

結局のところ世に言う成功者や幸福な人たちとは、

『真実を的確に把握した上で、

それを自らの人生経営に活かし切っている人』

なのではないでしょうか。

私も含め、この人生において

的確に100%全ての真実を掴んでいる人間は

この世では誰もいません。

的確に掴んでいない…真実から外れている分だけ、

人間には次から次へと苦難がやって来るようです。

だから人間はその苦難を“手がかり”に

『自己革新(人生修業)』をし、

人間たらしめているもの(霊性、人間力)を

磨き高めてゆく存在なのではないでしょうか。

その人生修業自体が生きる目的なのではないでしょうか。

先日沖縄・竹富島の船乗場の待合室で、

ブッダの教えを分かりやすく解いた本

『なぜ人生は、うまくいかないのか』と出会いました。

その本によりますと、

「生きること=知ること」で、

そして『正しく知ること』が、幸福な人生の第一歩であり

ベースなんだそうです。

で、人間が犯す最初の罪(間違い)は、

『誤知』(⇔正知)とのことです。

真実と真逆に認識するという過ちを犯しているということで、

つまり「人間は“変わらないものがある”と思い込んでいる」

という誤知なんだそうです。

全ては一瞬にして同じであるものはなく、

絶えず変化しているにも拘わらず、

その変化に気付かずまた目を背けて

『変わらない』ことに縋り続け勝手に、

あることは“当たり前”だと思い込み傲慢になっている。

そして「自分だけが正しい。あいつら(他者)が間違っている」と思い込んでいる。

そのことが、真実の認識を全て歪めている根本原因であり、

人間が自らの手によって不幸に陥れている

元になっている…ということです。

その次・二番目に犯している罪は、

『“感情”に犯される罪』です。

感情を別の言葉に言い換えると“煩悩(小我)”だと思われます。

「アイツは嫌い」「あれは気にくわない」…

例え話に困らない程、この煩悩はちまたに溢れています。

ブッダ曰く「人間は感情に囚われているから、不幸になる」というのです。

例えば、電車の中で誰かの赤ちゃんが泣き叫んだとします。

「オギャー」という声を

「耳」という感覚器官で受信します。

まだその段階では「オギャーという音」でしかありません。

そこに「いい・悪い」というものは存在しません。

ただの客観的事実・・・ただの「存在」や「事象」であります。

その次に、その音が脳に送られます。

そして脳によって「快・不快」・・・

「うるさいな〜」などという“感情”が創り出されます。

ブッダが言われたことの意味は

「人間の感覚器官から入る情報に“感情(=マイナス感情)”

という色眼鏡を挿入することで、

人間は自身の認識によって不幸に成りたらしめている。

だから人間は“感情”を一切捨てるべきだ」。

音は音であり、それ以上でも以下でもない。

…シンプルなようで深い。深過ぎる…。

ちなみに感情(煩悩)は1500種類あると

ブッダは説かれています。

それを大きく分けると3種類

①貧(とん)、②瞋(じん)、③痴(ち)

①は欲、②は怒り、そして③は無知です。

そして3番目の「トドメの罪」は、

2の感情を元に物事を捉え、言動に移すことで、

人間は『感情の奴隷』に成り下がっているとのことです。

私はこの本を読んで、

「“ふに落る”とはこのような心境なんや」と

清々しくなったと同時に、

「よし☆今から“世の中には変わらないものはない”と認識し、

“感情”を捨てる」という実践をする決意をしました。

めちゃめちゃハイレベルな実践で、

ちっとも出来てませんが(笑)、

常に誤知してても感情に囚われていても、

いつも心のどこかにその真実を掲げていたいと思っています。

にしてもブッダや空海のような歴史的スーパースターは、

現代を生きる私達をも既に超剋していて、

「超真理(時代を経ても変わらない真実)」を

今に照らし、私たちを教え導いて下さってるんやと思うと

感慨深いものがあります。。。

引き続き、遍路修行などによって、

真実を探る旅を続けたいと思います!

気分だけは「永遠なる少女」です(%ニヤ女%)(%ハート%)(笑)