期 日 平成26年6月21日(土)曇後晴
場 所 松尾湿原
参 加 者 小川、川本、山本、山根、森川(久)、岡澤、政元、西川、東田、伊藤(格)、柿本、西村(昭)
 講師 福井先生、見学 森本先生

宝塚9時30分発、マイクロバスで西谷地区の水田ぬけ10時過ぎ松尾湿原へ全員集合する。ラジオ体操後、作業説明。
午前中、松尾湿原周辺植物を観察しました。カキランはまだ蕾が多い。ノハナショウブは赤紫色の花びらが印象に残りました。ササユリは花の数が増えました。アリマウマノスズクサは初めて花を観察しました。花の形が「馬の鈴」に似ています。内部に入った虫によって受粉する虫媒花です。モウセンゴケ白い花。オニスゲ。ゴウソ沢山ありました。、ノギランの花はまだです。シライトソウ、ヤマトキソウの花は終わりました。ハチョウトンボが沢山いたので午後観察することになりました。
 写真右上:湿原の植生調査

植生調査はこの中からカキラン、ノハナショウブ、ササユリ、モウセンゴケ、オニスゲに決まり2〜3人を1グループとして調査しました。
前回(5月24日)に引続き湿原上部のオタルスゲの刈込みを行いました。
昼食休憩。
 写真右:ササユリ周辺の調査

午後から湿原のハッチョウトンボの調査をしました。カエルがハッチョウトンボを狙っていました。湿原を紐で6ブロックに分けて2人1グループでハッチョウトンボの雄、雌、未成熟の数をカウントしました。雄は真っ赤、雌は腹部が縞模様、未成熟は橙褐色です。
ハチョウトンボ合計 50匹でした。
尚、ハッチョウトンボの調査が7月19日にあります。
 写真右:ハッチョウトンボの調査

湿原下部から橋まで湿原周辺の背の高いスゲ、ゼンマイ、ネザサ等の草刈り、湿原内のハンノキの若木を伐りそれらを収集、運搬をして作業を終了しました。

 写真右:湿原周辺の草刈り

皆様 暑い中お疲れ様でした。(記:西村)

 写真右:集合写真