この借りは4年後、いや10年後、20年後に必ず返す

◇◆これからがサッカー一流国へのスタートなのです◆◇

悔しい結果に終わってしまいましたね。
日本代表にとってのサッカーW杯ブラジル大会、
そして私たちサポーターにとっての今大会も、ですね。

グループリーグ最終戦もけっきょく敗戦に終わりました。
ですが、私は思うのですね。今こそ、私たちサポーターの出番だし、
そして何よりも日本サッカーは岐路にも立っているのだと。

これからの事は私たちがいくらでも行えます。
その一歩一歩が確実に行われ、歴史となっていくのですね。

私たちは歴史のはざまにいるのですね。
あるサッカー解説者の方がおっしゃっていました。

「選手や監督ばかりを責めるのではなく、
まず体制を整えていこう」

その通りなのですね。解説者は続けて発言されましたが、
大人(プロや代表クラス)だけではなく、
ユースやジュニアや小学生レベルから
強化していかないと世界で勝てる国にはならない。

ホントにその通りなのですね。
今、サッカー強豪国と呼ばれている国は
その小さい子どものレベルからの強化システムが
よくできているのですね。

だからこそ、大人のプロ・代表クラスが
結果を出せるのです。強い(良い)選手が育っているのですね。

日本も(スポーツシステムそのものが)
岐路に立っているのではないでしょうか。
もう今までのやり方では世界に勝てない。
心を鍛えることも重要ですが、ワールドスポーツは
そうは捉えていない。楽しむこと、そして
世界に通用するプレイヤーを育てることを重要視している。

一つのスポーツに閉じ込めるのではなく、
いくつもの選択肢があり、大好きなこのスポーツがだめでも
得意なこのスポーツでトップレベルになれるシステムが
世界には確実にあるようですね。

これがトップ、そしてスポーツ界そのものの底上げを
図る元(源流)となっている。これからの日本の「スポーツ」も
そのような思い切った発想の転換が必要なのではないでしょうか。

これからのスポーツ界のために、そしてこれからの子どもたちのためにです。

生意気を言って、本当に申し訳ありません。
ですが、私は心からそう思うのですね。
スポーツを楽しんだり、鍛錬してトッププレイヤーになったり、
いろいろなスポーツとのかかわり方があって良いのだと思います。
それがこれからの「日本の国際スポーツとのかかわり方」
そして、レベルアップへの最短距離ではないでしょうか。

これからのサッカー界のために
これからのスポーツ界(そのもの)のために
これからの子どもたちのために

スポーツが怖くて自ら命を絶つなんて状況は
もう二度と作ってはいけません。
心からそう思うのですね。

日本がサッカー一流国になったら、
それは、10年後か20年後もしれませんが、
もしそうなったら、欧米にアフリカに今回の借りを
何倍にでもして返してやりましょう。