骨粗鬆症の予防対策

日 時 平成26年6月26日(木)
場 所 宝塚医療会館
主 催 宝塚市医師会
 日本では65才以上の高齢者の割合は2007年に21%を
超え「超高齢社会」に突入しており、2030年には32%に達
するという試算が出ています。
 これは総人口の3人に1人が高齢者になるということです。
 人は老化しますと介護が必要になってきますが、その主な
原因は介護保険の要介護者・要支援者の集計によれば、第1位:運動器疾患、第2位:脳疾患、第3位:認知症、第4位:高齢による衰弱・・・・・となっています。
 老齢化しますと「歩けない、立ち上がれない。」等の症状が出てきます。
 これが俗にいうロコモティブシンドローム(運動器不安定症)というもので、その最たるものが『骨粗鬆症』で、骨強度の低下によって骨折のリスクが高くなる骨の障害と定義付けられています。
 この『骨粗鬆症』の予防・治療としましては、①食事療法・②運動療法・③薬物治療があります。
 ①は、カルシウムの多い食品(牛乳・豆腐等)、ビタミンDの多い食品(サンマ・キクラゲ等)、ビタミンKの多い食品(ほうれん草・のり等)を摂ることです。
 ②は、1日30分程度の散歩が目安で、楽しみながら続けることが大切です。
 ③は、その症状やグレードによって内服薬や注射がある由でした。(写真は会場)