14年6月28日日曜サロン開催しました。
「楽で便利がいいを考えよう」というテーマで行いました。参加者は、進行役の赤井さん、スタッフも入れて11名でしたが、今回は極めて特異なことがありました。それは、スタッフ以外の一般参加者7名全員が女性だったこと。前回参加された吹田市や、池田市の方が、お友達を誘ってきてくれたことで大変嬉しいことでした。
進行役はサロンの開始に当たり、毎回場をほぐす工夫を考えてくれています。今回は、参加者が一人ずつ、今朝起きてからサロンを開始するまでの間を思いだし、頭によぎったことを、漢字一文字で書くよう言われました。 “なぜその一字にしたのか”を話し、各人の自己紹介としました。
開始直後の話は、やや平板なものでしたが、話合いが進行するに従い、深さと幅が広がり、話は尽きないと言った状況でしたが終了せざるを得ませんでした。
話合いの流れは、以下のようでした。
親世代では、色々な事をこなすのに時間がと労力が掛り、苦労を掛けたが、一つひとつの行為に心がこもっていて、感謝したものだ。
世の中便利になり、楽できるようになりそのことを享受すればよいが、それに安住しない心がけが大切だ。
便利になり余暇が生じたが、どう有効活用しているのかという問題提起もあった。

便利さで楽になったが、頭を使わなくても生活ができるようにもなった。
我々の子ども世代が、孫世代に対しての教育に戸惑っているように見受けられることもある。子から孫への教育が必要なのかも分かりにくくなっている。
親から子への教育は絶対されなければならないことだが、どんな教育が必要なのか。どのような時代になろうとも、考える力を日頃から養成しておく事が必要である。
その為には、人間の基本能力を呼び戻す“農へ回帰”するのが有効であるとか、“暗算能力”を高めることなどが必須であるとの意見が出された。
便利になって無くなった職業も多いが、考えられる人と、便利さを利用するだけの人とに分かれ、今後成功する人とそうでない人の経済格差が拡大するのは避けられないだろう。
便利な装置やシステムを生み出すのに頭をフル回転させている人も多く存在するので、そんなに心配しなくてもよいのでは。
どの様な世の中になっても、世代間を越えたコミュニケーションが図られていれば、世の中は良くなるのではないか。
以上
 (文責 濱崎)