自分達で作る!!八千代スクール♪♪ 7月11日

今日は八千代スクールの日でした!!

激しい夕立があっておかげで少し涼しさも感じる中ではあったのですが、やっぱり体育館の中は蒸し暑さのほうが強く、動くと汗びっしょりになりましたが今日もサッカーが好きな5年生と一緒にがんばりました!!

スクール生には最近は『来る目的の確認』を最初にやります!今日も好きなサッカーをやりに来ている。でも、それは自分がうまくなりたいから!そしてうまくなって将来はプロのサッカー選手になるんです!!ってみんなが声を大にして言ってくれるのです。子供達のそんなキラキラした目がすごくうれしいし、そういう気持ちをきちんと言える事。意味を持って取り組める事がすごく大事だと思います!

今日もスクール前には試合を楽しんだのですが、ラスト一点決めたら勝ち!!という終わり方をいつもするのですが、今日は何と同じチームだった渡辺 光樹くんのオウンゴールで終わりました(笑) 狙っても出来ないような角度のない所から決めるというすごいオウンゴールでした(笑)

そんな始まりだったのですが、スクールのほうは子供達が本当に考えながらやってくれているし、だからこそ『課題も成果も出る』スクールになります!

八千代スクールのこの5年生は取り組みの姿勢が本当に前向きだから非常に良いものが生まれ、自分の指導者としての足りない部分もしっかりと教えてもらえる環境になるのです。今日もスクール後にはファルコ、エリート塾のスタッフが集まってミーティングをしたのですが、そういった話にもなったし、子供から学んでいく事でお互いが成長していける環境を整えたいと思います。指導者にも指導者ごとに理想があるし、なりたい形も様々・・・。どれが良いとか悪いとかではなく、各自がなりたい自分に向けての努力をしていくのが生きていく中でも一番の基本姿勢ではないかと思う。だからこそ自分も毎日、現場で刺激を受けながら自分という指導者を創りあげていく作業を楽しみたいと思います!

今日もスクールの中で、前向きな時と『ん?』という違和感のある時間帯があったのですが、指導者基準で注意をしたくはなかったし、自分達が良いと思うのであれば基本的には尊重をしていく。ただし、何でもかんでも子供の自由って訳にはいきません。ルールやマナーという『必要最低限の枠組み』は必要だし、それがないと『自由』が『ワガママ』になるのです。自分がやっているスクールで言うと、ルールとしては『自らが自分の為に来ているという事』を基準にしています!誰かの為にサッカーをやっている、とか教えてもらいに来ているという受け身では成り立ちません。そこを許可してしまうと、自分のせいにする子供が出るからです。実際に、『面白くない』という理由で辞める子もいるけど、自分が面白くするものではないのかな?という事です。そうやって誰かのせい、環境のせいにするのは簡単だって事。そんな発想が多くなっているのが現状である中で、『自己責任』という言葉があまりにも薄れてきている。。。

誰が?誰の為にやっているの?を考えれば答えは一つしかないのです。

その事をスクールであれ、きちんと伝えていきたいと思う。

今日のメンバーはそういう意味でも、いつも『自分の責任』という事をしっかりと自覚しています!逆にそれがあるから、どんな状況でも楽しめるし、がんばれるし、成果を残していくのです!人の良いものを、良いと認め、自分も負けないようにと努力をする。イチイチ誰かと比較するのではなく、前の自分を越えようと努力をする。そんな自然体なみんなが自分には強烈なものを教えてくれている。

この5年生5人の感性は本当に素晴らしいと思うし、どこまでも伸びると思う。今日は最後の1対1でも指導者目線で言うと『真剣にやっていない』と思うシーンもたくさんあったけど、違和感があるのに注意も、促しもしなかったのは初めてかも知れない。それは指導者として現場の違和感に対して指導を放棄したように思っていたからです。でも、今日それを越えた後に教えてもらったのは、『子供自身がそれで良いとは思っていなかった』事でした。

負けて悔しいとか、勝ってうれしいとか、狙いを持つとか、記録を出すとか、色んな事を目指しながらやっている子供を目の前に、自分の気持ちのほうが優先されていたように思えた。時にはそれも必要だと思う。でも、いつもそれでは子供にやらせているのが自分という事になる。

子供の世界を子供で作る。その為の材料とか、情報、考え方などをアドバイスなり、選択肢の一つとして教える立場にならないといけない。

技術を教えるとか、やり方を教えるというのは子供にとって一番大事、一番大切な時間を奪っている事になる。もちろん教えてほしい子供もいるだろうし、それを期待する親もいる。だけど、知っているからこそ教えない事が指導者にとって大きなチャレンジである事も分かってきた!指導者が指導者の思う子供に育てているうちは成功ではない。指導者の思いを越える子供を育てていく事が本来のすべき役目であり、その為には関わり方がものすごく大事。八千代スクールからはそんな事を学ぶ時間が増えているし、楽しめている自分を感じる。

育てている???
育ててもらっている???

分からないが、とにかく楽しい!!

一緒に成長したいと思う!!