今日は早朝から神戸の六甲中学校さんへルーキーリーグと練習試合をさせてもらいに行きました!
今日は今中代表、新美コーチ、堀金コーチまで帯同してくださいました。多くの指導者の目線の中でサッカーが出来るって子供達にはすごく有意義な事だと思うし、その中でうちは指導者みんなが押し付けをしない事、命令をしない事、促す事、引き出す事を目的にしているので共通理解がある大人が多くいると本当に余裕を持ってチームを観る事が出来るし、ありがたいと思います!!
六甲中学校さんは非常に山の中にあるのですが、住宅街でもあり、高台にあるので下を見れば海が見えるというすごく珍しい景色の中にある中学校だったし、一番驚いたのは中学校のグランドが芝生だったという事でした!!それは子供にとってもうれしいサプライズだったし、とてもうれしそうに各自がサッカーを出来る環境がありました!
そんな中で今日は1年生が2試合、2,3年生がそれぞれ1試合ずつという事でさせてもらいました!
まずは1年生のルーキーリーグだったのですが、自分達で今日もポジションを決めてメンバーも決めました!自分達でミーティングもしてからの試合になったので、それがどれだけ出来るのか?仲間とどれだけやれるのか?が楽しみな試合となりました!
慣れない芝生に暑さもあったりして、序盤は本当に各自が探り探りのようなプレーで、思い切りもなく、引いたようなプレーが相手の勢いを手伝ってしまって開始5分で失点をすると、そこからまた5分後にキーパーの判断ミスからの失点を許し、序盤から2失点をしました・・・。中で審判をしていた自分は中立の立場なのでアドバイスは出来なかったのですが、『うまくいってる?』というような問い掛けだけは数名にやったりしました。でも、誰もうまくいってるとは思っていなかったし、だからこそ『どうしようか?このままでいいか?』と聞いたりして、各自の責任感などを促しました。流れの中で、うまくいかないと思った選手同士でポジションチェンジをしたりして改善もしていました!
ようやく2失点してから各自が前向きに、開きな直った部分も見せて遠藤 夕太くんが同点ゴールを決めるとさらに木原くんが決めて前半は2−2の同点まで追い上げて折り返しました!
後半に入ると、序盤はまた流れが悪くて疲労感も出てくるので、『ついつい』否定、批判の声も出てきた分だけ流れも空気も悪くなり、その事もあって失点をすると、足も気持ちも止まってしまい、相手は逆に勢いに乗ってしまったので後半はどんどんと失点を許し、4失点しました。
それでも収穫もある選手はいたし、諦めずに前向きにやり続ける子はいたのですが半分以上は『自分都合』の感情を出してしまった事でバラバラになり、当然の結果というべきものになりました。。。
1年生はその敗戦の後もチーム全体の『組織の一員』としては全く機能していなかったし、自分達の事だけになっていました。副審をする2,3年生の横で休憩をするだけ、水の入れ替えも同じく2,3年生が気を回してやっているのに対してテントの下でウダウダと話をしているだけ・・・結果は『良い準備から生まれる』という事がこの状況を観れば『どうして大差で負けたのか?』は分かりますよね。。。
2,3年生の試合を観ても感想は『うまい・速い・強い』ぐらいしか見えていません。チームがやろうとしている事、やるべき事にまで目がいっていないのが今の1年生の現状だと思ったし、ここをこの夏で磨いていければ、と思います!
ちょっと痛々しい姿の唯人主将が率いる3年生チームは今日も元気いっぱいでした!
相手は補習その他により満足のいくメンバーではなかったようですが、うちにとっては相手がどうこうは関係ないので、そんな中で各自がどれだけ精一杯サッカーをやれるか?が大事でした!相手に合わせる事なく、序盤から終了まで謙虚にやれていたと思うし、2,3年生は失点も0でした。
選手が連動して動けているし、それがどうしてか?という事を1年生は見ないといけない。体力があるとか、走力があるとかそんな次元の問題ではなく状況を理解して動いている事を分からないといけない。2,3年生もただ走っている訳ではないし、目的も意味もある中での走りになっているので、その部分を早く1年生も見習ってほしいと思う。
チームの中に狙いもしっかりとあったし、各自が考えてプレーが出来ていた3年生チームはまずまずの内容だったと思います!
2年生チームはキーパーも今、たくさんフィールドを経験してもらっている事で、責任感はさらに出てきていると思うし、考えてプレーをする良いお手本になっています!
こちらは3年生チームとは違って『個の主張』のほうで良いと思っています。自分がやりたい事、それをチームの武器として生かす事が出来れば良いのですが、やりたい事を『やるだけ』で終わってはいけません。きちんと目的を持って、意味を持ってやれるかどうか?は3年生チームに出れるかどうか?になってくると思います!
試合のほうは特徴を生かしながらの得点だったので、良かったと思うし、中の選手の表情も良かった。協力をしながらゴールを目指し、一人の突破〜のゴールであってもサポートへの意識、ゴール前に人数を掛ける、フリーランニングを増やす事などはかなり出来ていたと思うので、この暑さの中で続けながらも精度には各自がこだわってほしいと思う。
シュートが入る、入らないという事よりも『どうやってその場面を意図的に創り出せたか?』にこだわりを持って2年生メンバーはこの夏に取り組んでほしいと思います!!