日 時 平成26年7月26日(土)
場 所 甲南大学
主 催 甲南大学総合研究所
人類最強の相棒とは”植物”のことであるというお話しです。
植物のすごいところは、何しろ人類をはじめ全ての動物の食事
を賄っているということでしょう。
植物がなぜ最強なのかについて、3つの項目をピックアップして
ご説明していただきました。
すなわち、①魅力がすごい、②能力がすごい、③切磋琢磨がすごい・・・の3つです。
①は、植物が私達の周辺にあるだけで心が癒され、時には喜びや感動をも与えてくれることです。
またその香りはハチやチョウを誘うだけでなく、私達人間にもいろいろな効用がある由です。
たとえば、歳を若く見せるグレープフルーツの香り、眠気をもたらすラベンダーの香り、痩せさせてくれそうなペパーミントの香り、目を覚まさせてくれるワサビの香り・・・等々があるのだとか。
②は、その繁殖性で、たとえばお米1粒を春に蒔きますと秋には光合成の力により、たった6カ月でこれが1600粒になるのだそうです。
因みに、世界三大穀物とは、「トウモロコシ」「お米」「麦」だそうです。
③は、品質の改良で、時には偶発もあるのでしょうが、人為的な計画交配によって、その環境や人々の好みに応じて変化するところだとのことでした。