今日は朝から中町幼稚園さんのほうへ訪問させていただきました!!昨年もさせてもらったのですが、これはファルコがやろうとする自立や人の繋がりというものに向けた企画の一つです。ただし、あくまでこの企画も『手段の一つ』であり、この幼稚園児との関わりが目的になってしまってはいけないという事を指導者の自分が念頭に置いた中で今年は全学年を関わらせてみる事にしました!

4日間に分けて(今日、明日、来週の月曜日、火曜日)参加する事になっていて、今日は生野メンバーと八千代メンバーの10名で参加をしました。5名ずつ部屋に分かれて担当をする事になったのですが、もの珍しい人がゾロゾロと来た事で園児も最初はかなり戸惑っていました(笑) が、やっぱり『関わりの能力が高い』選手・・・今日で言うと快晟くんなどが抜群の入り方をしていく中で子供との距離はあっという間になくなりました!!

幼稚園のほうからも企画の一つとしてきちんと考えてくださっていました!

今日のメンバーの中には2年生が多く、2年生は昨年も経験しているのでその時からの変化みたいなものに注目していました。1,3年生のほうは持っている『人間性』を見させてもらいました!

まずは最初にクラスごとの自己紹介を交えた話がありました。ファルコ生もすぐに覚えてもらう為に名前を自分の見える位置に貼るのですが、昨年の経験を経た草別 拓哉くんと藤原 颯大くんはきちんと『ネームセット』まで持参するなど、見事な準備を見せてくれていました。ただし、拓哉くんは準備は素晴らしかったのですが肝心の『自分の呼び名』に考え過ぎて結局最後ぐらいになっていました(笑)

園児に親しみやすい、呼びやすい名前にするのも『センス』ですね!!

そのクラスでの話の後は、『わくわくタイム』という事で各自が好きな遊びをやるのですが、その時はみんなも分かれて外でサッカーをしたり、鬼ごっこをしたり、室内のほうで遊んだりと色々でした!でも、この自由の時間にどういう対応をするか?が子供にとっては大きな時間になっていて、うまく園児に寄り添えている子、園児に付いて行ってるだけの子、園児をうまく巻き込んでいる子・・・とやっぱり個性とかうまさ、人の繋がりの能力が高いかどうか?がハッキリ見えました!!

ここでもトップはダントツに快晟くんでしたね♪ 何よりも大切なのは、『楽しませよう』という気持ちと同時に『自分も楽しむ』という感情がしっかりと入っていると自然とお互いが楽しめるという事が見えたのも良い収穫でした。本人達はどう感じたかは分かりませんが、全体を見させてもらった自分としては確かなものが見えて良かったです!!

次はプールのほうへ行きました!!昨年も一緒に遊びましたが、今年もどのように触れ合うのか?楽しみでした!

プールは自然と笑顔が増えてきたし、この時間辺りから正太郎くん、至音くんが園児を引き連れてきました!ここでも言えるのは『自分の表情が相手に移る』という法則です!残りのメンバーはやっぱり笑顔の表情が硬かったし、園児を喜ばせようとする気持ちは分かるけど、『どうか笑ってください!僕の為に・・・』っていう感じが見受けられたし、それでは初対面のコミュニケーションはうまくいかない。もっと言えば『ここが全て』でもあるのです!何の為に、初対面の園児と関わりを持たせたのか?が大事だし、何度も言うけどこの訪問が『目的』ではなく『手段』である事を忘れてはいけないのです。

プールの後は一緒に給食を食べて終わりという形になりました!

だいぶ子供との距離も縮まった中、数名のファルコ生は『帰らないで!』という最高の言葉をいただいたようです♪ 関わりがうまくいけばこういう形で戻ってきます。今回はたまたま園児でしたが、それが年上なら?大人なら?みたいにどんな相手であっても、コミュニケーションをうまく取る引き出しを持っていればこれからの社会で大きく役立つのです。社会とは、人の繋がりこそが最大の力になってきます。その経験を今、どれだけたくさんやっておくか?が今後に繋がっていくのです!!

帰りはみんなに見送ってもらう形になったのですが、その前に一人ずつ感想と挨拶をしてもらったのですが、やっぱり関わりが薄かった選手は発言にも責任感のなさが出てしまっていました・・・。

『今日はあまり多くの子と話出来ませんでしたが・・・』

という言葉が入りました。『出来ませんでした』ではなく『やりませんでした』との違いを早く理解しないといけない。やる子はやっている。しない子は『出来ませんでした』と言う・・・。この違いなんです!やらない子は出来ない理由をつくる。やっている子は『喜びを見出す』という能力の差なんですね!

たくさんの発見がありました♪明日もまた違うメンバーがどんな関わりを見せるか?楽しみです!!