今までは「権力」。
これからの時代は、「正義(正しい義)」を持つ者が
勝つ時代に入ったようです。
不当な権力者をひっくり返す唯一のエネルギーが
至ってシンプルな「正義」であります。
(※ここで言う「正義」とは、人・価値観によって変わるものではありません。
人殺しや他者の利益の略奪によって成り立つ正義は、偽物・戯言であり、
娑婆の世界における不幸の種の一つであります)
これからの時代は、誰もが認め納得する正義を
手にした人間(組織)が生き残る時代です。
大企業でも国家でも、今まで積もり積もった罪により、
たった一人の『内部告発』などの
“人間爆弾”によって大罪が一気に全世界に拡がり、
一気に内部崩壊・革命という時代になりました。
よからぬ方法で得た富・財産は、
『お友達(自分で適正に稼いだカネ)』をも連れて、
ゼロになるというかマイナスになります。
だから権力者達は、今まで先祖代々貪り続けて来た、
富・権力に必死にしがみ着いて、
あの手この手で守ろうとしていますが、
冒頭に書きましたように、
そんな輩が生きてゆける時代は終わりましたので、
輩たちが反省し心入れ替え、
健全にならない限りは子々孫々まで悲惨な死に方をしてゆきます。
人間は物質を持つ程幸福になると思い込んでいますが、
『ほどほど』というアンバイがちょうど良い幸福加減であり
(人によってそのアンバイは違います)、
それ以上持つと、「持ち過ぎる」が故の不幸に陥ります。
「持たな過ぎ」の不幸の内容とは違いますが、
不幸だという事実は同じです。
煩悩(色欲)というものは深まる程、
自身の首を締め人生を泥沼にはめてゆきます。
そこことに気づいていないのは己のみであります。
一方、煩悩自体は事を成すための『エネルギー(気)』なので、
煩悩が強い程、幸せになれる可能性が高まります。
しかしながら、煩悩というエネルギーを、
自分自身の幸せ(欲求不満の解消)だけに使うか、
自分自身と誰か・何かの幸せのために使うかによって、
色欲と無欲に別れ、その人の幸福のレベル、
そして魂のレベルが変わってゆくようです。
世界中どこを見渡しても、健全に発展している国はありません。
それが何故かと申しますと、大局的な…誰から見ても正義だと判断することでなく、
自国民やごく一部の民族のみが正義と判断する『偽りの正義』で持って
国家運営や政治外交を行っているからです。
人を殺すことに正義は存在しません。
相手が得るべき適正利益を奪うことは正義ではありません。
我々人類はいつまでこんな愚かなことを繰り返すのでしょうか。。。
最近、テレビをつけるのが、ますます億劫になって来ました。