9月のコラボ談話室「あなたにとっての故郷は?」開催

9月6日(土)、コラボ談話室「あなたにとっての故郷は?」(話題:山本茂さん)を開催しました(参加者16名)。山本さんは、私には、生まれたところ(美作)、住んだところ(千里)、通ったところ(丹波)の3つの故郷がある。大阪で育った友人は、海沿いの妻の実家に故郷を感じる。死期を知った友人は、唱歌「ふるさと」の長野県中野市を訪ねた。能勢には、街に出て、退職後に帰って行けるところが故郷と考える人もいる。イメージが人それぞれの故郷について語りましょうと話題提供。次のようなトークが続きました。

母の日に開くクラス会で田辺に帰るが、浜辺に行くと父母が出てくるようで、故郷は本当によいところ/アメリカに10年住んで今夏帰国したが、友人・広い家などを思い出してホームシックにかかっている/岐阜羽島の大地主という特殊な環境に生まれ育った/イヤな人でも会う運命にあったと考えるようになって人生が前向きに変わった。音楽イベントや南部コラボづくりを進めている。私の故郷は心の中にある/沖縄を離れて50年、沖縄音楽を続けている。学校に行けなかったので、こうして話し・学べるのが嬉しい/

転勤族だった私の娘に故郷意識はない。風景・人の良い思い出があるところが故郷だが、30年後にこのテーマで談話室が開けるか?/転勤族だった私の息子は、入社試験の作文「ふるさとについて」が書けなくて落ちた。池田の団地では、子どもにふるさとを・・と神輿をつくって担いでいる/子どものふるさと意識は、父親・母親のどちらの実家によく行ったか、良くしてもらったかによる/沖縄の人の話に、今の世の中にない温かいものを感じた。/生まれた大阪、疎開した加賀、長く住んでいる千里が私の故郷/

ふるさと納税で梅干し7kgもらって大変。ときどき郷里に帰って恋人に会い、祖父の墓参りするのもいい。6年・3カ国の海外ボランティアでの良い思い出は人と共にある/大阪天六生まの私には故郷が分からないが、4年滞在したインドネシアは人との交流を通じて故郷のようなところ/故郷はたまに行くから良いかも/京都生まれで、太秦、宝塚、大阪で映画の仕事をしたので私の故郷は映画
身近なテーマだったこともあり、郷里の話やふるさと観がいっぱい語られました。

次回の予定は次のとおり。
●と き:10月4日(土)10〜12時
●ところ:2階 集会場(公民館事務所横)
●テーマ:「最近おかしいと思ったことは?」(話題:熊谷邦夫さん)
日常の出来事や世の中の動きへの関心は、人それぞれです。他の人の関心事を聞くことで、視野が広がるでしょう。話す人も、共感する人や賛同する人がいると嬉しくなります。“どこかで言いたい”と考えている人がいるかも知れません。不満や要求の言い合いだけにならない、笑って語り合える時間にしましょう。第1土曜の朝は、ちょっと早く起きて、コラボへGO!

(やまもと)