「なぜ自分が批判されるのか、分からない」

・・・そんな理由が、だんだん観えてきました。

先日、ご近所の郵便局に行ったついでに、

通帳記入をしようとATMがある場所に行くと、

一瞬差で地元のオバチャンが先にATMを使い始めました。

一台しか置いていませんので、

オバチャンから少し離れたところで待っていました。

はじめは、普通に淡々と待っていたのですが、

あまりにもオバチャンの要領が悪いので、

だんだん腹が立ってきました。。。(凹)

最近己の傾向が分かって来たのですが、

私って、不条理なことで『自分の時間』を取られると

腹が立つ性質があるようです。

(例:狭い道を歩いていた時、のんだくれのオッチャン達が大勢で広がって

ゆっくり歩いていて、抜かすにも抜かせないという状態や、

一車線しかない高速道路で、時速65キロでちんたら走っていて、

その後ろが大渋滞になっている、など)

とにかく典型的な『イラチな大阪人』という感じです(笑)。

だけど「時は金なり」言いますので、時間泥棒は許せません☆

時間=命ですから、自分の命と同時に、

人様の命(時間)も大切にして頂きたいです。

そのオバチャンを更に観察しておりますと、

まず、ATMの操作自体がそんなに上手じゃない上、

(これは許容範囲です。60歳くらいの人なので仕方がありません)

なんと!振込先をメモをし忘れたようで、

誰かと電話し始めたのです。

オイオイ・・・

電話するなら、そこどいて、先に私に通帳記入させろやぁ〜(>0<)!

で、まずハラワタが煮えくり返り、

やっと振込が終わったかと思ったら、

また別の通帳をカバンの奥からゴソゴソと取り出し、

また振込をし出しました。

(オイオイ・・・通帳は2冊揃えてすぐ取り出せるように準備しておきなさ〜いっ!!!)

で、最終的に何に最も腹が立ったかと言いますと、

そのオバチャン。。。

恐らく、私が側で並んでいても、誰も並んでなくても、

全く操作スピードを上げることなく、

全く申し訳ないという感情も抱かず、

淡々とマイペースでやっているということです。

そしてやっと終わっても、

私にすいませんの一言も、そんなそぶりは一切なく・・・

「あー。面倒くさいことがやっと一つ終わったわ〜」ってな感じで

フツーに去って行きました。。。

たった5分程度のATMでの話ですが、

そのオバチャンの要領の悪さ、そして周りの空気を読まない行動に

ハラワタが煮えくり返り、こんな人のことを

我ら大阪・河内の人間は『ドタマが悪い』と表現しています。

(こんな私も、ドタマ悪い時、結構ありますっ〜〜(>0<)!)

この「ドタマ」とは、「頭」の意味で、

余りにも腹が立つので、「ア」という音ではなく

「ド」という濁音で感情を強調したいのと、

「度が過ぎる」の「ド」が合わさった表現なんだと

私は勝手に推測しています(笑)。

で、ここからが『深読み』なのですが、

こんな人って、きっと身近な人間関係でも

いろいろトラブルを抱えており、

しかもそんな人の場合・・・

「私はこんなに一所懸命がんばっているのに、

なんでこんな文句言われなあかんのかなぁ・・・?」って

相手がなんで自分の批判してくるのか理解不能状態だと思います。

つまり、変わりゆく周りの人や環境を感じ取って、

自分自身の言動に反映するという『感性』というものが、

育まれていないようです。

鈍感過ぎます。。。

鈍感なので、ある意味「知らぬが仏」幸せ者でもありますが、

周りがストレスを溜め込むか、

周りがガンガン批判や注意(攻撃)して来るかどちらかです。

では何故、『感性』が育まれていないのか。。。?

それは、その人が持って生まれたものかも知れないし、

今までの人生の中で、そんな『感性』を育まなくても、

周りがなんとかしてくれたのかなと思われます。

つまり、その人の人生にとって

必要性のない能力だから、育まれていない訳です。

(ま、もしかしたら、何らか・メンタル系の病気なのかも知れませんね。

それだったら、仕方がありません。)

ほんと、ご近所さんにもいろんな方がおり、

観察を通して、いろんなことが観えてきます。

そして、そもそも自分自身が、

こんなオバハン(敢えて、『オバハン』・笑)に

ハラワタ煮えくり返るあたりが、

まだまだ修行不足という証拠であります(ーー;恥)